<AIG女子オープン 初日◇30日◇ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド)◇6601ヤード・パー71>
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ山下美夢有は、1オーバー・37位タイという結果で初日を終えた。「(ショットが)左右に曲がって修正できず、パッティングもなかなか決まってくれなかった」と、消化不良の一日を過ごした。
開幕前からおよそ170個あるポットバンカーを警戒していたが、ボギーにつながった8番など、そのバンカーにつかまりスコアロスにつながってしまう。「(出すだけで)一打取られてしまうし、ティショットが曲がって、そのコントロールを一日通してできなかった」。風やロケーションが原因かと問われると「関係ない」とキッパリ。「タイミングやスイングプレーンも毎回、同じになってなかった」と原因を自分の状態に求めた。
フェアウェイキープ率は64.3%(9/14)だが、わずかなミスが大ケガの原因にもなるのがこのリンクスだ。それに加え、パッティングでは惜しくも決まらない場面が目立ち、フラストレーションが募るばかり。6番、16番と2つのバーディも奪ったが、最後まで納得の表情を浮かべる場面はなかった。
注目を集めるなか始まった大会は、「いい緊張感で回れた」と話す。ただそれも「自分のプレーが安定しなかった」という気持ちの方が大きい。リズムなどを意識しても、なかなか戻らなかった感覚。「イメージしている球と全然違う」というのが不安材料になった。
7アンダーで首位に立ったジーノ・ティティクル(タイ)とは8打差。この日の課題修正は急務だ。取材を終えると一目散でショット練習場に向かい、打ち込みを開始した。(文・間宮輝憲)
