ダウ選手権
「ゴルフが大好きと思えた1週間」 西郷真央はルーキーコンビでトップ10入り
米女子ツアー唯一のチーム戦は、全日程が終了した。西郷真央は同期とのタッグ結成でトップ10入りを果たした。
配信日時:配信日時: 2024年7月1日 03時30分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -22 | ジーノ・ティティクル |
1 | -22 | イン・ルオニン |
3 | -21 | アリー・ユーイング |
3 | -21 | ジェニファー・カプチョ |
5 | -19 | ナンナ・コルザ・マジソン |
5 | -19 | ニコール・ボロッホ・エストラップ |
5 | -19 | キム・インキョン |
5 | -19 | カン・ヘジ |
9 | -18 | オーストン・キム |
9 | -18 | グレース・キム |
<ダウ選手権 最終日◇30日◇ミッドランドCC(米ミシガン州)◇6256ヤード・パー70>
今年から参戦する米国ツアーで、新たな絆を深める4日間になったようだ。西郷真央はソン・ユジン(韓国)とのラウンドを、トータル16アンダー・8位タイで終えた。
ともに昨年12月に出場した米ツアー予選会(Qシリーズ)を通過し海を渡ったルーキーコンビが、見事トップ10入り。大会を中継するWOWOWのインタビューでは、西郷はツアーで唯一のチーム戦を、「改めてゴルフの楽しさや、自分がゴルフが大好きだなと思えた1週間」と振り返った。そして「こうしてアメリカツアーで出会った選手と力を合わせてプレーすることができたことはすごくうれしい」と、“相棒”への感謝の気持ちを言葉にする。
お互いがプレーし、いい方のスコアを採用するフォアボール方式で行われた最終日、西郷はボギーフリーのラウンドを続けた。ユジンがボギーを叩いた4番、8番を西郷はパー、バーディで切り抜け、相棒のミスを帳消しに。力を合わせる時間だった。「4日間通してショットはそこまで悪くなかった。上位でこういうフォーマットの大会で戦えたのはいい経験」。個人戦とは違うゴルフの魅力を感じ取った。
24歳のユジンも、22歳の西郷とのプレーについて、「日本人を選ぶこともできたなか、私とプレーしてくれてうれしかった」と話し、そして「また来年も一緒にプレーしたい」という希望も明かした。
これで「全米女子オープン」、「KPMG全米女子プロ」のメジャー2試合を含む5連戦も終わり。だが中1週を挟むと、すぐに次はフランスでのメジャー大会「エビアン選手権」(7月11日~、エビアンリゾートGC)を迎える。2年前は最終日に「64」を出し3位になっているが、昨年は予選落ち。酸いも甘いも噛みしめた大会だ。
「予選落ちした試合でもあるけどそこは考えない。いつも通り自分らしいプレーができれば」と、欧州での活躍を誓う。
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