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笹生優花は7バーディ奪取も「パー5、全然獲ってない…」

笹生優花は2日目、7バーディ・1ダブルボギーの「67」と5つ伸ばして、トータル9アンダーは11位タイに浮上してきた。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年9月2日 13時30分

<ポートランドクラシック 2日目◇1日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
 
笹生優花は2日目、7バーディ・1ダブルボギーの「67」と5つ伸ばして、トータル9アンダーは11位タイに浮上してきた。

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「午前中に回って風もあんまりなかったですし、きょうは雨がなかったので回りやすかったと思います」。きのうの初日は冷たい雨でのラウンドとなったが、午前組のスタートとなったきょうは風も穏やかで、気持ちよくプレーできた。
 
「ショットも全体的に安定していましたし、セカンドでもいいチャンスを作れました」と振り返るとおり、パーオンホールは18ホール中12回で、多くのチャンスが作った。さらに、「長いパットもいくつか入ってくれた」と24パットで7バーディにつなげた。
 
16番まではボギーフリーでトータル10アンダーまで伸ばすも、17番パー4で試練が訪れる。ティショットを左に曲げ、セカンドショットを木に当てて4オン・2パットのダブルボギー。この日初めてスコアを落とした。しかし、最終18番パー4ではティショットで目の覚めるようなビッグドライブを披露してバーディフィニッシュ。明日につながるラウンドとなった。
 
スコアカードを見てみると、パー5での取りこぼしが目立つ。笹生のドライビングディスタンスは272.36ヤードで全体8位。米ツアー屈指の飛距離を誇る笹生だが、この日は4つあるパー5でバーディを獲れたのは10番の1つだけ。それ以外の3つはパーに終わった。
 
「パー5、全然獲ってない…」と本人は呆然。10番パー5で1つ獲っていることを聞くと「獲りましたっけ…」というほど手応えがない。それでも、トップとは5打差の好位置で決勝ラウンドに進む。「明日もやることをしっかりやって頑張りたい。楽しんでやります」。パー5を攻略して、ムービングデーにビッグスコアといきたい。

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