今後については日本で家族のサポートをしながらゆっくりする予定。その後は「来年になってみないとどうか分からないですね。一度、選手の視点を外れて見ないとやりたいことは出てこないと思うのですが、それが外れるには時間かかると思う。また、ツアープロとしては引退ですが、プロをやめるつもりはないので。ちょこちょこ練習もしたいなと。来年いっぱいくらいでやりたいことが1つ2つ出てきたらいいかな」。焦らず時間をかけて決めていく予定だ。
「今は達成感よりも開放感の方が大きいかもしれない。プレッシャーを手放せるので。それは大きいですね」と話した宮里。復帰する可能性について聞かれると「今のところは戻る可能性はゼロからマイナスな感じ(笑)これだけツアーの年齢層が変わってきて、自分がどれだけのことをこなして戻ってくるとすれば、今までより10倍以上のエネルギーを使うと思う。それは可能ではないと感じている。どこに目標を置くかにもよれば、世界一を目指すとすればとても難しいだろうし、ただツアーに戻ってくるだけならできるかもしれませんが私の目標はそこにはないですから」と清々しい表情で話した。
