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オープンウィークは朝ゴルフ→午後観光 吉田優利の朝型ルーティン

オープンウィークは、観光をしつつやっぱりクラブを握ってしまう吉田優利だった。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年7月24日 08時30分

<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 事前情報◇23日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6538ヤード・パー72>

吉田優利のオープンウィークは完全オフ…ではなかった。「アムンディ・エビアン選手権」を21位で終えてベルギー、オランダと観光に向かったのだが、スケジュールには“ゴルフ”も組み込まれた。

【連続写真】下半身リードのナチュラルドローで効率よく飛ばす 吉田優利のドライバースイング

「調子が悪くなかったので、もうちょっとコツを掴むために練習したいという気持ちもあった。思っていた5倍くらい、いい練習ができる環境でした」。ベルギーでは欧州女子ツアーの試合が行われるコースで練習することができ、そこは芝から打てる練習場、ゴルフコース、ジムが整備されていた。

「朝にギュッとやって、午後はどこにでも行けるような状態をつくっていました」というのが吉田のルーティン。午前中をゴルフ場で過ごし、午後は街に出かけて観光地を“ほぼ”コンプリート。「感動するレベルでよかったです。景色も良かったし、ご飯もおいしかった。写真で見るよりすごい迫力でした」と満喫した。

かなりの朝型なのは、日本ツアーの時から変わらない。「休みの日は朝から練習、トレーニングをして、ランチから遊びにいくスタイル。その名残ですかね」。それは練習ラウンドでも同じで、この日も全体トップの朝7時にティオフ。ハーフを終えるとそのままショット、チッピング、パターとテンポよく調整し、午前11時すぎにはクラブをバッグにしまった。

「朝のラウンドは早く終わる。練習も朝のほうが深い集中で行けるし、満腹じゃないし。そういうのもあって朝が好きです」

米2年目で今大会は初出場。本場のリンクスとなれば、2023年「AIG女子オープン」(全英)以来「ひさびさ」。そして来週の全英の前哨戦でもある。「(リンクスが)どんな感じか雰囲気をつかみたい。エビアンのときとは違う感覚だけど、やることは一緒。しっかり(調子を)合わせてからスタートしたい」と意気込んだ。(文・笠井あかり)

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