ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「言葉が出ないかな…」 渋野日向子は連続予選落ち、全米女子OPへ米国で調整

米国女子ツアーの「ミズホ・アメリカズオープン」は第2ラウンドが終了。渋野日向子は2戦連続で予選落ちを喫した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年5月18日 08時00分

<ミズホ・アメリカズオープン 2日目◇17日◇リバティ・ナショナルGC(ニュージャージー州)◇6675ヤード・パー72>

1打ビハインドから2試合ぶりの週末行きを目指した2日目。渋野日向子は2バーディ・7ボギーの「77」に終わった。カットライン圏内への浮上を目指したなか、そのボーダーラインをまたぐことができないまま後退。「言葉が出ないかな…という感じでした」と言葉を紡ぎ、ため息とともに振り返った。

選手の“通勤用フェリー”からも自由の女神が望めます【写真】

パーオンを逃した2番、3パットの3番と連続ボギーが先行した。8番パー5では1.5メートルにつけてバーディを奪ったが、後半もボギーが立て続けにくる。最終18番では2メートルが蹴られて落とした。

なにか“スイッチ”が入れば、いい方向に流れが変わりそうな一日でもあった。「グリーン上で流れが決まるタイプではあると感じている。3パットが多かったし、きょうもラインが合っていないし、すべてがダメだな」。初日は25パットで1オーバーにまとめたが、2日目は33パット。カップをオーバーさせて気持ちを球に乗せていたが、「打った瞬間から外れたというのが多かった。オーバーやショートでも、そういう問題ではなかった」と高評価をつけることはできない。

ショットの精度を課題に挙げ、この日はスイング後にうつむき、感情をあらわにする場面もあった。「打っていて何個かいいショットはあったけれど、納得のいっているショットではない。本当に少ない。こういう結果になるよな、とは思います」と切り捨てる。パーオンは初日の8回から11回に増えたが、その内容には不満ばかりが募る。

今大会が非シード選手を対象に出場優先順位を見直す『第1回リシャッフル』前の最後の試合だった。準シードともいわれるカテゴリーで戦う渋野もその対象選手。ボーダーラインとなるポイントランキング80位に入ることは叶わず、出場優先順位は現在の119番手から下がることになる。もともとのカテゴリーが高いこともあって中盤以降も出られる見込みだが、それを目標のひとつにしていただけに、クリアできなかったことは悔しい。

自身初戦は予選カットのない試合だったが、そこから4試合連続予選落ちでシーズンが幕を開けた。そして海外メジャー今季初戦「シェブロン選手権」で2日目に巻き返して予選通過。2週連続で4日間を戦ったが、この東海岸連戦では2週連続で金曜日でコースを去ることになった。このシーズン“前半戦”を思い返してみても、「振り返るほどの内容じゃないかな」と言葉は厳しい。

次戦は2週後の「全米女子オープン」。1週間のオープンウィークを米国で過ごす。「この1週間はありがたい。調整期間ができるのは、自分にとっていま大事なことかなと思う。気分的にもリフレッシュできるし、練習もできる」。メジャー大会も次々と控え、シーズンはさらに本格化。夏場に向けてきっかけ、復調を感じられる有意義なオフを過ごしたい。(文・笠井あかり)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト