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4位だった1年前からの成長は「ないです」 古江彩佳があえて辛口評価をくだした理由

4位だった1年前からの成長は「ないです」 古江彩佳があえて辛口評価をくだした理由

配信日時:2022年7月24日 21時30分

アムンディ エビアン・チャンピオンシップ 最終日◇24日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6527ヤード・パー71>

日本ツアーを主戦場としていた昨年は4位になった大会を、今年はトータル10アンダーの19位タイで終えた古江彩佳。トップ20とまずまずの成績ではあるが、ラウンド後に行われたテレビインタビューで成長したと感じる部分について聞かれると、笑みを浮かべながらではあったものの「…ないです」と答えた。

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その時頭に浮かべていたのは、初日「63」を叩き出し単独首位発進しながら、「72」、「71」と伸ばせなかった2日目、3日目のプレー。ここについては「もったいなかった。もう少し伸ばしたかった」と悔やむ部分になった。

それでも再び60台となる「68」をマークした最終日には及第点を与える。3番で6メートルを決めてバーディを先行させると、5番、7番でもスコアを1つずつ伸ばし、早々に二桁アンダーに乗せた。後半は12、13番の連続ボギーもあったが、終盤盛り返し、最終18番をバーディで締めくくった。パットで入れごろ外しごろを決めながらのラウンドは、「良かったと思います!」。3日目終了時に修正が必要と感じていたショットも、コースでまとまった。

昨年と、米ツアーメンバーになった今年の大会については、「去年はスポット参戦で気楽にできている部分もあった。今年はこっちでやるって決めて雰囲気が違っていたかな」と感じる。特に1年前にこの大会で善戦したことで、“海外”というものを意識したというだけに思い入れも強い。「落ち着きはあった。去年良かった分、頑張りたかった」。それゆえの辛口評価だったのかもしれない。

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