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大会最終日はハタチの誕生日 竹田麗央が目指す“初Vの美酒”「最後に笑うも負けるも自分次第」

大会最終日に節目のハタチを迎える竹田麗央が、上位で決勝ラウンドに進んだ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年3月31日 17時53分

竹田麗央が最高のハタチのスタートを目指し快進撃を続けていく
竹田麗央が最高のハタチのスタートを目指し快進撃を続けていく (撮影:上山敬太)

<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇31日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480ヤード・パー72>

プロ2年目、現在19歳の竹田麗央にとって、今大会最終日となる4月2日は20歳の誕生日でもある。いわば10代ラストマッチ。それについては「めっちゃ(意識)しています」と話す。そして予選ラウンドをトータル5アンダー・8位タイといい形で終え、“バースデーV”も現実的な話になってきた。

ツアー屈指の難コースとして知られる葛城とあって、序盤の14番までの3ボギーなど、2日目もボギーは5つ叩いた。しかしバーディも7つと、“失点”を上回る攻撃力を発揮し上位に踏みとどまっている。ショットが荒れた前半は「ボギーが止まらなくて。最初に伸ばそうと思っていたんですが、そんな感じではなかった」と話す。「まずはゼロに戻すことを考えてやっていました」という意識で、結果的には2ストローク伸ばした。

やはりハタチを迎える日は「ゴルフはしていたい」という気持ちで大会を迎え、それもクリアできそう。「20歳になっちゃうんですかね」とまだ現実味はないが、「最後に笑って終わるのも、負けて終わるのも自分次第だと思うので頑張りたい」と明るい気持ちで20代をスタートさせたい。

ショット面は開幕前からしっくりこないというが、「最後はパッティング」と割り切り決勝ラウンドを戦い、「初めてのコースだし、あまり欲張り過ぎないように」という母の教えも意識する。ハタチのイメージは「お酒が飲める(笑)」。残り2日で首位との差は5打。人生で最初に飲むお酒を、なんとしても自らの力で“初優勝の美酒”にしたい。

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