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崩れた最終日も今後の糧 鶴岡果恋が得た収穫と課題

23歳・鶴岡果恋はツアー初優勝に挑んだが、最終日に失速した。

配信日時:2023年4月3日 06時45分

<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480ヤード・パー72>

単独首位で最終日を迎えた鶴岡果恋は5ボギー・1ダブルボギーの「79」と失速。先週の山内日菜子に続く、主催者推薦からの下剋上Vが期待されたが、トータル3アンダーの13位タイと大きく順位を落として大会を終えた。

「悔しいんですけど、これが自分の実力なので、近い試合でリベンジできるように頑張りたいです」。鶴岡はショックを表に出すことはなく、笑顔を交えながら最終日のラウンドを振り返った。1番パー4では2打目が20ヤードもグリーンをショート。下りのパーパットを決められず、いきなりのボギーとなった。「2打目は風がやんだと思って打ったんですけど、上空はアゲていて、番手が違っていました」。まだ緊張があったスタートホールで風を読み切れなかったことが、その後も尾を引いた。

「風のジャッジが本当に苦手なので、そこに自信を持てないまま、飛んだり、飛ばなかったりを繰り返してしまった感じです。もっと自信を持って打てるレベルにならないとだめだなと思います」

5番パー5では3打目が硬いグリーンに弾かれてオーバー。4打目のアプローチは傾斜に戻され、グリーンをこぼれ落ち、5オン2パットのダブルボギーを叩いた。「初日と最終日のグリーンの硬さのギャップに全然対応できていなかったです。風の対応、コースマネジメント、それからグリーンの変化に慣れないと勝てないんだなというのを実感しました」。6日開幕のステップ・アップ・ツアー「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」を経て、次のレギュラーツアーは「KKT杯バンテリンレディス」(14日開幕)。今回の経験で今後の課題は明確になった。

「67」をマークした3日目の朝は、重田栄作コーチからスティーブ・ジョブズが「自分の直感を信じろ」と語る動画が送られてきた。続けて最終日の朝はWBC決勝で話題になった大谷翔平の「今日は憧れを捨てましょう」の動画が届いた。「もっともだなと思って胸に刻んでいたんですけどね。この言葉も次に生かしたいと思います」。1学年上は渋野日向子らの黄金世代、1学年下は古江彩佳らがいるプラチナ世代。同い年の稲見萌寧、菅沼菜々に続いて、鶴岡や今大会5位タイの石井理緒が活躍を続ければ、“はざま世代”という呼び名も過去のものになるはずだ。(文・田中宏治)

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