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“18年ぶり”の3週連続30代Vへ「毎日、初日」 34歳・仲宗根澄香の心得

34歳・仲宗根澄香が最終日最終組で優勝をねらう。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年4月4日 18時48分

優勝ならば数々の記録が…仲宗根澄香が見据える最終日
優勝ならば数々の記録が…仲宗根澄香が見据える最終日 (撮影:佐々木啓)

<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6510ヤード・パー72>

34歳の仲宗根澄香に初優勝のチャンスが巡ってきた。1打差2位から出たこの日、3バーディ・1ボギーの「70」で回り、トータル6アンダー・3位に後退したが、首位との差は1打のまま最終日を迎える。

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難コースでベテランのゴルフが光る。3日間のパーオン率は68.5%(37/54)で20位ながら、外した17ホール中15回でパーセーブ。ボギーはわずか4つに抑えて、ゲームを組み立てている。

見事なショートゲームだ。「ライを見て、落とす場所を決めて、作業のように繰り返している。アプローチは落としどころとラフで判断することが多いので、逆に決めやすいです」。複数のクラブから球筋をイメージして打ち分ける。「ゴルフ力が試されるコース。自分の成長も感じます」と好位置には目を細める。

プロテストに合格したのは2015年だが、11年には単年TP登録で3試合に出場経験があり、今年でプロ16年目になる。下部ステップ・アップ・ツアーでは通算6勝を誇るが、レギュラーツアーでは20年「日本女子オープン」、24年「ゴルフ5レディス」の3位が最高成績だ。

「勝ちたい気持ちは大きい」と話すが、255試合目の出場で豊富な経験をしてきている。「どの一打も尊い。初日の一打も、最終日の一打も同じ」。初日も最終日も、その重みは変わらないという考えだ。

とはいえ、重圧や緊張感は異なる。最終日のもったいない一打は、ダメージが大きくなる。「今週のテーマは『毎日、初日』。きょうは3回目の初日。あしたは4回目の初日として、目の前に没頭したい」。一喜一憂しない、ベテランらしい捉え方をしている。

先週の永峰咲希(30歳)、2週前の笠りつ子(38歳)と、30代の優勝が続く。30代の3週連続優勝となれば、日本勢に限れば茂木宏美(ベルーナレディス)、不動裕理(明治チョコレートカップ)、福嶋晃子(スタンレーレディス)が達成した08年以来、18年ぶりとなる。

10~20代前半の若手が台頭する時代にあって、珍しい記録となる。「(最終日は)流れを切らさず、前を向いてやるだけ」としっかり戦い抜いて、30代Vの流れも止めない。(文・小高拓)

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