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普段は“課題”のローボールが強い味方 清本美波が強風に負けず4位発進「球が低くて良かった」

プロ3年目の清本美波が難コンディションで6バーディを奪い、上位発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年4月2日 18時56分

清本美波はローボールで強風を切り裂いた
清本美波はローボールで強風を切り裂いた (撮影:佐々木啓)

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6510ヤード・パー72>

「めちゃくちゃ上出来です。うれしいです」と笑みを浮かべたのは、プロ3年目の清本美波。6バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」で回り、首位と2打差の1アンダー・4位タイ。初日をひとケタ順位で終えたのは自身初のことだ。

【写真】風を切り裂く清本美波のスイング

この日は瞬間最大風速9.6m/sを記録するなど、朝から強風が選手を苦しめた。120人中アンダーパーは12人のみという難コンディションだった。

「私は球が低くて、(普段は)それを課題にやっていた部分はあるんですが、きょうは風の影響を受けずに済みました。初めて球が低くて良かったと思いました」。普段はボールを高く上げる取り組みをしているが、この日ばかりはローボールによって風の影響が緩和され、スムーズにラウンドできた。

「ガツガツせずにスイングする」というテーマを掲げて、アウトからスタート。前半はローボールの強みを生かして、3番からの3連続を含む5バーディ(1ボギー)を奪った。だが、後半では「ガツガツしない」意識がスイングのゆるみに繋がり、5ホールで4つスコアを落とした。

16番パー4の2打目でゆるみに気づき、「思い切ってスイングしよう」と意識すると、6メートルについてバーディ奪取に成功。数少ないアンバーパーグループでホールアウトできた。

プロ3年目の今季は「1年前とかに比べたら、ドライバーのストレスなくプレーができている」と話す。ルーキーイヤーからドライバーが不調になり、スコアにつながらないラウンドが多かった。今年は「ひたすら練習をしていいイメージをつけています。嫌なロケーションでも打って、嫌だと思っても打てるようにイメージをつけています」。これまでは嫌なロケーションでは右、左と曲がることが多かったが、今年はそれが改善されているという。

決勝ラウンドに進出したのは昨年3月の「アクサレディス」が最後。現在、22試合連続で週末へ進めていない。「低い球が唯一通用している。あしたも頑張ります」。久しぶりの予選通過、そしてその先の上位を狙う。(文・小高拓)

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