＜Sky RKBレディスクラシック 最終日◇18日◇福岡雷山ゴルフ倶楽部（福岡県）◇6489ヤード・パー72＞
大会恒例の『ベストスマイル賞』は2年連続で小祝さくらが受賞。そして『ベストドレッサー賞』は河本結が初受賞した。歴代受賞者が不在の中、ギャラリー投票で新“おしゃれ番長”の座に就いた。
受賞を知らされた河本は、開口一番「すごっ！ 私がですか？」。驚きとともに、「誰よりもウエアにはこだわっていると思います。ウエアとかピアスとか…。“見せるもの”にこだわっています」と話し、ファッションへの強い意識をアピール。投票では、2位にダブルスコアをつけての圧勝だった。
河本のトレードマークは、髪をまとめるリボン。初めてつけたのは中学生のときからで、今ではゲン担ぎにもなっている。リボンにはスポンサー契約を結ぶ『KOSE』のロゴが入り、ウエアはクラブ契約も結ぶキャロウェイアパレルを着用。2023年9月からはインスタグラムでウエア専用ののアカウントを開設し、すでに投稿は170件を超えている。
特別賞として賞金20万円もゲット。「みなさんに何か還元したいです。グッズを作るとか、会場でスナックを出したりとか…。自分のためじゃなくて、何かをしたい」と、ファンへの感謝を形にするつもりだ。
大会最終日は最終ホールをボギーで終え、5バーディ・1ボギーの「68」。トータル7アンダー・15位タイで終えた。「最後のボギーはデカい…」と悔しい締めくくりとなったが、「だいぶショットの調子も戻ってきたし、最終日はいいゴルフができていた。あともう少しかな」と自身に期待を寄せる。
22日（木）開幕の「ブリヂストンレディス」を終えると、すぐに渡米。海外メジャー「全米女子オープン」（29日開幕、ウィスコンシン州エリン・ヒルズGC）に出場する。その大一番に向けた調整も、順調な様子。プレー面だけでなく、頭からつま先まで、おしゃれ番長の着こなしにも注目していきたい。（文・笠井あかり）
