JLPGAツアー
国内女子
スタンレーレディスホンダ
原英莉花はモヤモヤ抱えながら米予選会へ「いい成績で帰ってこられるように」
忘れ物を取りに行こう! 原英莉花が米ツアー予選会再挑戦へ。
配信日時:2024年10月7日 03時15分
<スタンレーレディスホンダ 最終日◇6日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6610ヤード・パー72>
今大会をトータル4アンダー・33位で終えた原英莉花は、米国女子ツアーの来季出場権をかけた予選会「Qシリーズ」に出場するため海を渡る。
「10月8日時点の世界ランキング」の資格で最終から出場することを目指していたが、それはかなわず。来週15日(火)からフロリダ州プランテーションG&GCで行われるクオリファイングトーナメント(2次予選会)から参戦することになる。
開幕前には「ちょっとドローボールが出たりする」と逆球に悩むなど、調子は決して良くはなかった。それでも予選ラウンドでは「パッティングがまあまあ良かった」と「68」、「69」をマーク。8位で最終日を迎えた。
ただ、最終日は「(パットが)15メートルくらい残ってしまった」とショットでチャンスにつけきれず。それをカバーしたいグリーン上でも「(グリーンが)速くなっていたので、オーバーしたりがっつりショートしたり。ジャッジとタッチが合わなかった」と36パット。2バーディ・5ボギーの「75」を喫して「モヤモヤしていますね」。なんとも後味の悪い週末となってしまった。
これが予選会前のラストマッチ。本番はあと1週間後に迫っている。「ショットが悪いので、そこをなんとかしたい」と急ピッチでの調整が求められる。「日々のコースコンディションの差にうまく対応できていない」という目下の課題については、現地でコースを確認しながら念入りに対応していく必要がありそうだ。
渡米前には再び、師匠のジャンボ尾崎のところを訪ねるつもり。「ジャンボ邸に行って調整して、モヤモヤをなくしてからアメリカへ行きたいです。お会いできたらうれしいですね」。師匠からの金言を受け取り、これを弾みにしていきたい。
昨年はスコア誤記により失格。まさかの形で幕が下りた。「いい成績で帰ってこられるように頑張ります」。2度目の挑戦がいよいよ始まる。(文・笠井あかり)
この記事のタグ
関連記事
スタンレーレディスホンダ
スタンレーレディスホンダのニュース
- 今季初トップ10入り・高木萌衣の黒×ベージュ上品コーデ スタンレーレディスホンダで見た女子プロウェア【編集部ファッションチェック】
- 佐藤心結は中2からのBS党 3年前のアマチュアPOで使用していたパターで初V【勝者のギア】
- ふたりの“メジャー覇者”が奮闘 古江彩佳はホステス大会へ弾み「リズムよくできたら」
- 佐藤心結が涙のツアー初V “ダイヤモンド世代”が節目の20勝「自分の代は強い」
- 「スッキリした負け方」 河本結は逃げ切りならずも…復活V以来のトップ10入り