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ウッド系を新ゼクシオで一気通貫? 菅沼菜々が大舞台での“クラブ刷新”を示唆「信頼しているので」

菅沼菜々がクラブを刷新し日本女子オープンに挑むことを示唆した。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年10月2日 11時30分

菅沼菜々が“ウッド入れ替え”の意向を日本女子オープン前に示したが…さて、どういうジャッジをくだすのか?
菅沼菜々が“ウッド入れ替え”の意向を日本女子オープン前に示したが…さて、どういうジャッジをくだすのか? (撮影:福田文平)

<日本女子オープン 事前情報◇1日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

“勝負の3連戦”へ、今季1勝の菅沼菜々がクラブを見直し挑んでいる。開幕前日は練習ラウンドで最後の仕上げ。そのとき、コースでは真新しいクラブの実戦テストも行われていた。

【写真】シャープな顔立ち これが“新ゼクシオ”の正体だ

先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では、住友ゴム工業が手がける『XXIO(ゼクシオ)』の新作とみられるドライバーを即投入。今週は、それに加え、今週は4番&7番ウッド、さらに5番UTでも新作投入を検討した。すべてのヘッドには『XXIO+』の文字。「もともと“+”を使っていたので、他はその流れで」というセッティングだ。

ドライバーは「先週がつかまり気味だったので、調整してもらった」と、鉛を使用し、さらにシャフトを替えるなどして、さらなる“グレードアップ”を目指した。「飛距離も出ていますし、つかまらなくなって、構えたイメージもいい。不安は減りました」と、このひと手間に満足そうな表情を浮かべる。

そして新たな3本に関しては、4番ウッドは「入れそう」と“当確ライン”。7番、UTに関しては、練習ラウンド後に調整を依頼し、その結果にも左右されるが、前向きな言葉を並べていた。「顔もいいし、打感がすごくいい。信頼しているので」。手応えもあり、新たな相棒投入を待ちわびている。

ナショナルオープンは「いつもと違うので気合は入るけど、あまり気負わず楽しみながら」と、普段とは感じるものも少し異なる。ただ例年よりもラフは短く、グリーンも止まる状況が続いていたため、今年は「伸ばし合いになりそう」という感触も。「(4日間トータルスコアが)2ケタはいくと思う。一日4つ(4アンダー)を目指したい」。そのために、最新クラブの恩恵にもあずかりたい。

キャップに『XXIO』のロゴを掲げる看板選手のひとりとして、先週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子に出場。今週は日本一の女子ゴルファーを決める大会を戦い、さらに来週はスポンサー契約を結ぶスタンレー電気が主催する『スタンレーレディスホンダゴルフ』と続く。メジャー大会でクラブを変更するのは勇気もいるが、「来週もホステス大会ですし、替えるタイミングとしてはいいかな」という考えのもと、“刷新”もいとわない覚悟だ。

今季は5月の「パナソニックオープンレディース」で優勝。昨年の低迷から完全復活を印象づけた。日本女子オープンは、これまで8度出場しながら、最高成績は2021年の17位。新たなクラブの力も借りながら、初のメジャー獲りを目指すことになるか。(文・間宮輝憲)

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