さらに、終盤ではショットが乱れ始め、15番ではラフからの2打目がグリーンをオーバー。15ヤードほどの奥からのアプローチが残ってしまった。だが、「マシなライ、特に嫌がるミスでもなかった」と転がして80センチに寄せてパー。最終18番ではピンに近いショートサイドからのアプローチが残ったが、次はふわりと上げる球で1.5メートルにつけてパーで切り抜けた。
ウェッジでのショットに関しては「チャンスにつけられていない」とタテ距離の修正を課題に挙げたが、コース攻略のカギともいえるグリーン周りのアプローチについてはいいイメージを持てているともいえる。この“絶品”アプローチでピンチをしのぎつつ、3日目はバーディ量産といきたいところだ。(文・笠井あかり)