ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「最後にすがれるのは師」 “振り切れ!”の一言が変えた原英莉花のゴルフ【辻にぃ見聞】

「最後にすがれるのは師」 “振り切れ!”の一言が変えた原英莉花のゴルフ【辻にぃ見聞】

配信日時:2021年11月23日 12時39分

最後まで“振り切る!” 原英莉花が師匠のアドバイスを胸に21年初優勝を飾った
最後まで“振り切る!” 原英莉花が師匠のアドバイスを胸に21年初優勝を飾った (撮影:佐々木啓)
先週の「大王製紙エリエールレディス」は、原英莉花が約1年ぶりとなるツアー通算4勝目を手にした。昨年メジャー大会2冠を達成しながら、今年はここまで未勝利。優勝のあとには「この1年間ずっと苦しくて…自分の思う通りに運べなかった」と涙が止まらなかった。この優勝劇を、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏はどう見たのか。

けっこう貴重 ジャンボと原英莉花のツーショット写真

■「競り勝つ強さ」を久々に見た試合

今年は4日間好天が続き、例年ほどの寒さを感じなかったエリエールゴルフクラブ松山。それでもやはりラフは冬枯れという状況で、先週小祝さくらのキャディを務めていた辻村氏は、「フェアウェイとの差が大きくないし、ラフに入れたからといってィスアドバンテージにはならなかった。伊藤園までのような、ラフでのつっかかりもありませんでした」と、その状況について話す。

実際、原もフェアウェイキープは56ホール中26回で、率にすると46.4%ながら、パーオン率は83.3%(60/72)を記録。グリーンが軟らかくボールが止まりやすいというコンディションも相まって、ラフからでもチャンスを量産した。こうなると平均257.23ヤードでドライビングディスタンス1位をひた走る飛距離は大きなアドバンテージとなる。勝負を決した最終日17番のイーグルも、ギリギリ池ポチャを回避し、ラフからの2打目を8メートルにつけ奪ったものだ。

こういうコースメリットはあったものの、やはりその勝負強さは際立っていた。「ここまでの調子から考えると、例えラフに飛ばしても大丈夫な状況といえど、勝つところまでいけるのはお見事です。トップに抜けた時の強さ、競り勝つ強さを改めて感じました」と、辻村氏もその精神力には驚かされたようだ。

記事に関連するリーダーボード

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 米国男子
    速報中
    2025年12月12日 12月14日
    グラント・ソーントン招待
  2. 米国女子
    開催中
    2025年12月12日 12月14日
    グラント・ソーントン招待
  3. DPワールド
    終了
    2025年12月11日 12月14日
    アルフレッド・ダンヒル選手権
  4. アジアンツアー
    終了
    2025年12月10日 12月13日
    サウジオープン
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月11日 12月14日
    PGA Qスクール(最終予選会)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月14日 12月14日
    Hitachi 3Tours Championship

おすすめコンテンツ

関連サイト