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「初日は雨で苦戦、2日目は噛み合わなかった」稲見萌寧はそれでも10位タイで決勝Rへ

「初日は雨で苦戦、2日目は噛み合わなかった」稲見萌寧はそれでも10位タイで決勝Rへ

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年9月10日 18時17分

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目◇10日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

女子プロNo.1といえば今や“稲見萌寧”という呼び声が高いが、その期待に応えられるポジションで稲見が予選ラウンド2日間を終えた。初日は4バーディ・2ボギーの2アンダー、2日目も4バーディ・2ボギーの2アンダーで、首位と4打差のトータル4アンダー・10位タイで決勝ラウンドに進む。

五輪で撮影!稲見萌寧のドライバースイングを後方から【連続写真】

「調子が悪いわけじゃありません。ティショットの調子もよくなっています。特別に何かを変えたというより、ちゃんとやり直したという感じです」と話したように、初日に少しだけ外からヘッドが下りてきて左に出ていた球は、いつもどおりの練習で修正できた。主にアドレスチェックを行ったのだという。

そして初日は「雨でいろんなことを考えすぎました。今日は晴れていたのでティショットはやりやすかったですが、後半は少しタイミングが悪いことがありました」と続けた。タイミングが悪いというのは、トップを上げた瞬間に音が鳴ったりしたことだという。自分が悪くてミスをしたのではないので、引きずることもなかった。「楽しく回っているし、ボギーを打ったものは仕方がない。引きずると、どんどん悪くなりますから」と笑みを浮かべながら話した。「初日は雨で苦戦、2日目はミスというより噛み合わなかっただけ」なのだという。つまり、まだまだスコアは伸ばせるということなのではないだろうか。

静ヒルズCCは小学生のとき以来のラウンドとなった稲見だが、「難しいというイメージしかありません。小学生のときのイメージを引きずっているわけじゃありませんが、ゆずれない難しさがありますね。選手権は通常のときとは別格です。明日からの2日間も、バーディを獲ってボギーを打たないことが大事。耐えるところは耐えていきます」と、フェアウェイに置くティショットがカギになると話した。

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