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小祝さくらはコロナ禍での調整が良い方向に 今週輝くプラチナ世代はあの選手!【大西翔太の大展望】

小祝さくらはコロナ禍での調整が良い方向に 今週輝くプラチナ世代はあの選手!【大西翔太の大展望】

配信日時:2021年6月3日 12時00分

■プロアマがないからこそできた調整 ドライバー力ならこの選手
「ショットの精度と言えば」と有力選手として真っ先に名前を挙げたのが小祝さくら。「飛んで曲がらない、の筆頭でしょう。パーオン率も5位と高いですし、球の高さもありますからかなり攻めていけると思います」と上位に来ると予想。

また、こんな面も小祝を推す理由になる。「今年はプロアマがないので、木曜日も練習ラウンドです。そのため、ギリギリまでコーチの辻村明志さんと地元で調整ができます。先週3試合ぶりにトップ10を外してしまいましたが、そこで出た課題をしっかりと消化して新潟に入っているのではないでしょうか」。コロナ禍によって変わったスケジュールも良い方向に向くとみている。

■歴代優勝者 今週は期待してください!
次に挙げたのが、大西氏がキャディを務める青木。「もともと正確性が命で、フェアウェイウッドやユーティリティでピンをさしていくタイプの選手ですが、今年の序盤はなかなか状態が上がってきていませんでした。ですが、ほけんの窓口レディースごろからショットが曲がらなくなり本来のよさが出てきています」。2週前の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では最終日に「65」を叩き出して4位フィニッシュ。明らかに状態は上がってきている。

2017年に優勝していることもいい方向に導いてくれそうだ。「会場で“ここ勝ってるよね”といった話をいろんな選手からよくしてもらっています。そういったことを言われれば自信にもなりますし、頑張ろうという気持ちがより出てきます。もちろん、優勝したいいイメージもありますからチャンスはあると思います」と話す。

■気になるのは… 下部で着実に力をつけたプラチナ世代
最後にピックアップしたのがプラチナ世代の澁澤莉絵留。指定練習日に一緒にラウンドした際に「すごくうまかった」と感じたという。

「曲がらないハイボールを打てる選手だと思いました。コンパクトなトップから体のローテーションで打てる。コンパクトなトップだとダウンスイングで詰まってしまう選手も少なくないのですが、澁澤さんはうまく体を回してスムーズな軌道で打てているから高い球が打てるし、曲がりません」

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