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高橋彩華は“レイドオフ”改造で安定ドロー 大会コース記録タイ「65」で単独首位ターン

高橋彩華は“レイドオフ”改造で安定ドロー 大会コース記録タイ「65」で単独首位ターン

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2021年5月7日 18時20分

クロスしていたトップをレイドオフに修正 切り返しがスムーズになりショットの安定感が増した
クロスしていたトップをレイドオフに修正 切り返しがスムーズになりショットの安定感が増した (撮影:鈴木祥)
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇7日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>

高橋彩華が8バーディ・1ボギーでラウンドし、トーナメントコースレコードタイとなる「65」をマーク。トータル9アンダーで単独トップに躍り出た。これには高橋も「素直にうれしいです」と笑顔。「早い段階で伸ばせたので、予選カットを気にせず、のびのびとゴルフができたのが良かった。ボギーをあまり打たないように心がけていた」と振り返る。

余裕さえ見える? 会心のラウンドにニッコリ【写真】

高橋はきのうの初日、16ホールを終えた時点で、1オーバーの下位に沈んでいた。17ホール目の8番パー4では残り160ヤード弱から7番アイアンでショットイン・イーグル。18番パー5でもきっちりバーディを奪って、2アンダーまでスコアを上げて良い形で2日目を迎えていた。この20ホールで考えれば、10個スコアを伸ばしたことになる。

今年4月の「ヤマハレディースオープン葛城」では首位タイで最終日を迎えるも、稲見萌寧に逆転を許して3位。また、その翌々週の「KKT杯バンテリンレディス」では単独トップで迎えた最終日に「79」と崩れて15位タイ。初優勝に手が届きそうな位置には来ているが、勝ちきれない試合が続いている。

悔しさが残るKKT杯バンテリンレディス帰りの空港で、母・真由美さんから「毎週トップ10が目標でいいじゃない」と励まされた。「そこから心が軽くなった。無理して優勝争いを狙わなくてもいいかなと思いました」と高橋は語る。『優勝争い』から『トップテン10』に目標を下げたことで、「重苦しい感じも減って、前より気楽にゴルフができるようになった」。

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