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「体を回すだけで痛い…」 背中痛を訴えイ・ボミが途中棄権

「体を回すだけで痛い…」 背中痛を訴えイ・ボミが途中棄権

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年9月7日 10時47分

2016年の日本女子オープン以来の途中棄権となったイ・ボミ
2016年の日本女子オープン以来の途中棄権となったイ・ボミ (撮影:ALBA)
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇7日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>

トータル5オーバー・120位タイからスタートしたイ・ボミ(韓国)が、「背中痛」を理由に2日目の前半9ホール終了時点で途中棄権。「スイングもあまりできず、とてもプレーを続けられる状態ではなかった…」と無念の幕切れとなった。

【写真】まさかの途中棄権、イ・ボミはティショット後にこの表情

「朝起きて、腰と背中に張りがあって、不安のままコースに来た。痛み止めを飲んで行こうと思ったけど、飲まずにスタートしたら、段々痛みが出てきた」というボミの様子は、スタートホールから明らかにおかしかった。10番をボギーとすると、続く11番はティショットがOBとなるなどダブルボギー。その後もスコアを落とし続け、1バーディ・4ボギー・2ダブルボギーの「43」、トータル12オーバーでクラブハウスへと戻った。

その後、「体を回すだけで痛いし、違和感がある」と2016年の「日本女子オープンゴルフ選手権」1ラウンド終了後以来となる途中棄権を選択。ウェア姿のまま、強い雨に見舞われた会場を立ち去った。ボミの帯同トレーナーは、「背中と腰と、若干胸あたりも(痛みが出ている)。症状は昨日から少し出ていた。とりあえず、来週に向けて調整することになると思います」と状況を説明した。

先週の「ゴルフ5レディス」では開幕前に急性腸炎のために欠場。その影響については「無いと思います」と話したが、今大会も6年間連れ添った清水重憲キャディとの“決別”など心身とも負荷がかかった状態での開幕となったことも予想される。今後については「トレーナーに診てもらって、状況をみながら病院に行くか判断したいと思います」と状況をみながら、措置を考える構えだ。

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