ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

男子プロが『SR』!?  今平周吾が新シャフトを試して出した“驚きフィードバック”【男子ツアーのヒトネタ!】

練習日、今平周吾が意外なスペックのシャフトをテスト。そのワケは?

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年9月5日 11時30分

今平周吾が新シャフトを投入した。そのスペックが衝撃
今平周吾が新シャフトを投入した。そのスペックが衝撃 (撮影:福田文平)

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は国内男子ツアー「ロピア フジサンケイクラシック」が行われている、富士桜カントリー倶楽部(山梨県)から。

【写真】富士桜で奮闘! 女子選手・川崎志穂はこんな選手



練習日、今平周吾がエメラルドグリーンのシャフトをテストしていた。練習場で新作を試すのは珍しくない姿。ただ今回はスペックが男子ツアーでは珍しいものだった。

テストしていたのは、グラファイトデザインの新モデル『TOUR AD FI』だ。そのスペックを確認すると、60グラム台で、フレックスはなんと『S』と『SR』を打ち比べていた。

今平のエースシャフトは同社の『TOUR AD TP』で、フレックスは『6X』。一般的には硬めとされるスペックで、これはプロが選ぶのも頷ける。しかし今回、何度も球を打ち込んだ末に特に気に入ったのは、意外にも『SR』だった。

『FI』は先太形状で先端剛性の高いモデルとはいえ、プロにとってはロースペックでは?と思わせる。しかし今平は「違和感は無い」とキッパリ。実際に、しっかり振り切りながらボールを押し込み、中弾道で力強い球を連発していた。今平にとっては、決してアンダースペックではないことがうかがえる。

シャフトに「間が欲しい」と考える今平にとって、『SR』は心地よく、さらに「ドローも打てるようになった」と弾道の変化も実感し試合でも投入した。最新シャフトにヘッドは、今平の代名詞とも言えるヤマハの『RMX116』(2015年発売)と不変だ。

さらに興味深いのは、担当者によると今平から「SRの方が『しなりすぎない』」というフィードバックがあったという点。通常なら『S』の方が“しっかり感”を得られるはずだが、逆転現象が起きた。担当者は「同じ重量帯でもフレックスによって差があり、重さによってしなりを感じる場合がある」と明かす。同じ60グラム台でも『S』はわずかに重く、その違いを今平が敏感に感じ取ったのかもしれない。

過去には他社メーカーの『5S』を実戦投入したこともある今平。クラブを頻繁に替えるタイプではないが、時折見せるドライバーのシャフト選びの“柔軟さ”は、実に興味深い。(文・齊藤啓介)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト