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強い思いが導いた6年ぶりV 谷口徹がつかんだレギュラーツアーの舞台

強い思いが導いた6年ぶりV 谷口徹がつかんだレギュラーツアーの舞台

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年5月13日 19時44分

日本プロゴルフ選手権大会 最終日◇13日◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場(7,324ヤード・パー72)>

「もうチャンスが来ないかと思っていた」。藤本佳則との激闘を制した谷口徹の口からこぼれた言葉に、これまでの苦難がにじんでいた。

【写真】優勝インタビュー中に涙をこぼす谷口徹

トータル6アンダー・単独首位の藤本と1打差で迎えた最終18番。パーで終えた藤本に対し、谷口が5メートルのバーディパットを沈めて力強いガッツポーズ。降りしきる雨の中、勝負はプレーオフへともつれこんだ。

プレーオフ1ホール目はともにパーで終了。2ホール目で、谷口にピンチが訪れる。藤本がセカンドショットをフェアウェイに置いたのに対し、谷口はグリーン右手前のバンカーへ。状況は最悪。手前から転がって入ったボールは、バックスイングでふちに当たろうかという状況。ギリギリ、スタンスは取れたが、ここで一度抜いた52度のウェッジを58度に持ち替えた。「コロがり過ぎる気がした」と、42ヤードのバンカーショットをピン手前5メートルにつけた。このショットでプレッシャーをかけた谷口。対する藤本のバーディパットはカップをわずかにそれて入らずパー。「(勝負が)次にいったら、負ける可能性があると思った」と、谷口が渾身のバーディパットを沈めて悲願の勝利をつかみ取った。

優勝カップを再び手にするまで長かった。本大会で手にしたツアー20勝目は、2012年の「ブリヂストンオープン」以来、実に6年ぶり。「自分で自分のゴルフができなくてつまらない。今までいろいろなことを試してきたけど、結果が出ない、勝てない」。苦悩の時期を経験してきた。昨年大会では3日間単独首位に立つも、最終日に逆転を許して優勝を逃している。若手選手との体力の差を感じながらも、「休んでもうまくならない。優勝するために試合に来ている」。強い思いが勝利へと導いた。

16年は賞金ランク80位で第2シードすれすれ。昨年は賞金ランク32位に入って第1シードに返り咲いた。1997年から続いている賞金シードに加えて、本大会の優勝で5年シードも獲得。「出られる試合がまだまだある。自分に引導を渡すにはシード落ちが一番いいと思っていたけど」。一時は「やめよう」と考えたこともあったが、悲願の優勝とともにつかんだ、今後5年間を戦う舞台。今年で50歳と節目の年を迎えたが、大ベテランはまだまだレギュラーツアーで戦っていく。(文・谷口愛純)

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