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甲子園の仙台育英とともに 寡黙な男・岩田寛が勝ちたいワケ

甲子園の仙台育英とともに 寡黙な男・岩田寛が勝ちたいワケ

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2022年8月20日 16時43分

長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 3日目◇20日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

41歳の岩田寛がツアー通算4勝目に王手をかけた。大会3日目はボギーなしの6バーディを奪い、トータル14アンダーで単独首位に浮上。2日間首位を走っていた東北福祉大の後輩・金谷拓実をかわし、本大会7年ぶりの2勝目を視界に入れた。

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出だし5ホールで3バーディを奪う好発進も「途中あまりよくなくて、全然バーディを獲れる気がしなくなった。崩れないようにやっていました」と、そこから耐えるゴルフ。ショットの手ごたえをつかめないままでも「よくないわりにパーオンしているのと、パターが入りました」としのいで迎えた後半に再度チャンスが到来した。

15番パー4で10センチにつけてバーディを奪うと、17番パー4のワンオンチャレンジホールではティショットをカラーまで運びイージーバーディ。最終18番でも3打目を3メートルに寄せてバーディフィニッシュを決めた。ツアー2勝目を挙げたコースでも「あまり得意なイメージがない」と嘆くが、しっかりとスコアをつくってホールアウトしてみせた。

今週は練習場でもコース上でも不安との戦いと明かす。「毎日違うことをやっているので、上向いている感じはないですけど。また明日、朝打ってみて」と日替わりで悩みは尽きない。それでも、負けられない理由が岩田にはある。

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