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一片の悔いなし! 大西魁斗は全ホールドライバーで堂々4位

一片の悔いなし! 大西魁斗は全ホールドライバーで堂々4位

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年4月24日 19時46分

いかなる時もドライバーを振り抜いた大西魁斗 怖いもの知らずのゴルフで、目指すは初優勝だ
いかなる時もドライバーを振り抜いた大西魁斗 怖いもの知らずのゴルフで、目指すは初優勝だ (撮影:佐々木啓)
ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 最終日◇24日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7071ヤード・パー71>

初めての最終日最終組は、7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「67」。大西魁斗はトータル21アンダーまでスコアを伸ばしたが、優勝した桂川有人に3打届かなかった。しかし、今大会で4位に入ったことで、もともと出られないはずだった次週の「中日クラウンズ」の出場権を獲得した。

アームロック×クロウグリップ 大西はグリーン上でも異彩【写真】

バックナインに入るまでは、大西にも十分に優勝の可能性があった。出だしの3ホールで3連続バーディを奪うロケットスタートで一気にトータル20アンダーの大台に乗せ、トップを走っていた桂川を抜き去った。その後、大西は2つのバーディを奪ったが、桂川が5つのバーディを重ねため、前半を終えて桂川を2打差で追う形となった。

後半に入って桂川のスコアが停滞。それにつけこみたい大西だったが、桂川に付き合うようにバーディパットが蹴られ続けた。迎えた実測205ヤードの13番パー3で、大西はティショットを左のバンカーに外す痛恨のミス。右足はラフ、左足はバンカーの左足下がりで寄せるのは難しい状況。この2打目のバンカーショットは、ショートして少し先の同じバンカー内に落ちて目玉となってしまった。これを上手く寄せるもボギーパットを外してダブルボギーとなり、残り5ホールで桂川とは4打差。厳しい状況に立たされた。

「あそこは『パーをセーブしたい』という気持ちに負けました。本来だったらあんなギリギリを攻めずに、強めに打って(乗せて)ボギーでいい、と思うわないといけないところだった。やはりそこは2打差があったのでこれ以上離されたくなかった。そのときはそれが最良の判断だと思っていたので、それはしょうがないと思います」と本人は後悔している様子はない。

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