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逆転キングを狙う星野陸也「大損した気分」 3打差7位発進も18番のダボを悔やむ

逆転キングを狙う星野陸也「大損した気分」 3打差7位発進も18番のダボを悔やむ

配信日時:2021年12月2日 17時42分

逆転賞金王へまだまだいい位置 あしたは同じ轍を踏まない
逆転賞金王へまだまだいい位置 あしたは同じ轍を踏まない (撮影:上山敬太)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇2日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

賞金ランキング4位で最終戦を迎えた星野陸也は、優勝すればチャン・キム(米国)を抜いて賞金王戴冠が決まる。5バーディ・1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー、「68」で回り、首位と3打差の7位タイで初日を終えたが、上がりホールのミスを悔やんだ。

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「今日はめちゃくちゃ調子がよかった。いいスコアで上がれると思っていた」。1番パー4でバーディを奪うと、5番、6番で連続バーディ。後半に入り12番でボギーとしたものの、11番、14番でバーディとし、“予定通り”4アンダーまで伸ばした。しかし、バーディを獲りやすい17番パー5でパー。続く名物の18番パー3は、“経験値”が邪魔してスコアを落とした。

227ヤードの18番パー3は、グリーンが奥から手前にかけて強烈な下り斜面。これまで数々のドラマを演出した、ゴルフファンにはおなじみのホール。星野のティショットは、定石どおり、グリーン左手前に運ぶ。

だが、ピンまで20ヤードの2打目は約2.5メートルオーバー。例年だとカップより上につけると、ボールに触っただけでもカップを過ぎる状況だ。パーパットは、カップに背を向けるように構えて打つと、カップの1.5メートル手前でボールは止まる。水曜日の朝に大雨が降った影響もあり、全体的に例年よりグリーンのスピードは遅め。例年より遅いと分かっていても、4度目の出場の星野の脳裏には、18番グリーンの強烈なイメージは焼きついている。「例年だと下までいくんですけどね」。思いがけないショートに苦笑い。下りの1.5メートルのボギーパットはカップの横をすり抜け、1メートルを沈めてなんとかダブルボギーで終えた。

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