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ボギーなしの石川遼は「左のミスを徹底的に減らす」スイングに手応え 左右どちらのピンも意に介さず

ボギーなしの石川遼は「左のミスを徹底的に減らす」スイングに手応え 左右どちらのピンも意に介さず

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年11月20日 17時46分

ダンロップフェニックス 2日目◇20日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>

初日は3オーバー・71位タイと出遅れた石川遼だったが、2日目は4バーディ・ボギーなしのラウンドで、トータル1アンダー・36位タイまで順位を上げて予選を通過した。いま取り組んでいる「左のミスを徹底的に減らす。右のミスはある意味OK」というスイング改造の成果が出始めている。

宮崎で撮影! 石川遼の最新スイングはこちら【連続写真】

予選2日間は左への大きなミスはなし。初日はアイアンの距離が合わずにピンをオーバーし、下りのパットを打ちきれなかった。この日は、「昨日の半分くらいの距離にアイアンでつけることができていたので、3メートルから5メートルくらいのバーディチャンスが本当に多かったです。タッチもほんのちょっとだけ合わせられるようになってきた」と振り返る。

1番からスタートして最初のバーディは8番パー4。5番ウッドのティショットでフェアウェイセンターをとらえると、セカンドショットはピン手前2メートルのチャンス。これをしっかり沈めて、前半はスコアを1つ伸ばして折り返した。

インに入って左ドッグレッグの10番ホール。3番ウッドでのティショットは、右サイドに2つ並んだ手前のフェアウェイバンカーに入ってしまった。しかしこれは石川の想定内。「右の1個目のバンカーは浅いというのはわかっていたので、そこはOK。マネジメント的には左のラフに入れると非常に難しくなるんです」。今日のピン位置は手前から19ヤード。「セカンドはフロントエッジでいいかなと思ったんですけど、上手く転がってくれて、(パッティングでは)難しいラインが入ってくれた」と2つ目のバーディを奪った。

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