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日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)主催ツアー

賞金王・中島啓太ら若手が台頭 石川遼はZOZOで日本勢最上位に【国内男子ツアー10大ニュース】

今季も数多くの話題が生まれたゴルフ界。その中から、編集部が各ツアーの10大ニュースをピックアップしてシーズンを振り返る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年12月29日 12時45分

■23歳の中島啓太がルーキーイヤーで“賞金王”に輝く
昨年の9月にプロ転向し、今季がルーキーイヤーだった23歳・中島啓太が“賞金王”に輝いた。6月の「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」でプロ初優勝を果たすと、「横浜ミナトチャンピオンシップ」、「マイナビABCチャンピオンシップ」を制してシーズン3勝を挙げた。23試合に出場して3度の優勝、5度の2位を含めてトップ10入りが17回。これは詳細なデータが残る1985年以降の記録で史上3位タイとなる。さらに9度の最終日最終組入りは、1999年以降の記録では最多であった。JGTO表彰式では『最優秀選手賞』、『賞金ランキング賞』、『最優秀新人賞 島田トロフィ』、『平均ストローク賞』、『バーディ率賞』、報道関係者の投票によって決まる『ゴルフ記者賞』の6冠を獲得。中島の強さが光った一年となった。

また、ツアー史上3番目に若い賞金王となった中島を筆頭に、若手の台頭を感じさせる一年でもあった。賞金王争いも中島、22歳の蝉川泰果、25歳の金谷拓実の三つ巴となった。そして最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では“若さ”が顕著に表れた。今年の優勝者、賞金ランク上位者など30人しか出場できないエリートフィールドの平均年齢は29.9歳。かつては「ゴルフのピークは30歳を過ぎてから」と言われたものだが、その年齢を平均値で下回った。また、今年は11人が初出場となったが、その選手たちの平均年齢は25.3歳。15回目の大会出場を果たした谷原秀人が「若すぎるでしょ」と舌を巻くほどだった。

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