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「ティショットがほとんど曲がらなくて、セカンドもいいポジションから打てた。パットの読みも良かったし、打ち損じも少なかった」と今回の勝因を上げた岩元。しかし、実は初優勝を意識し始めたという16番あたりからはピンチの連続だったという。「自分がパニックになっているのが分かった(苦笑)」と、パットの距離感覚がズレ始め17番ではショート、18番ではオーバー。そこで思いついたのが「一昨年の地区オープンで勝ったときの感覚」だったという。そうして落ち着きを取り戻し、最後はパーで耐えた末の勝利だったと明かしてくれた。
記念すべき同ツアー初勝利を飾った10月20日は愛息の1歳の誕生日。「本当にうれしい。息子へのサプライズですね。でもまだ1歳なので覚えてないでしょうけど(笑)」と話しながら今日一番の笑みを見せた岩元。自身の初勝利と息子の誕生日、10月20日はダブルでの記念日となり、実に思い出深い1日となったようだ。