Q.5
右に曲げたティショットは林の中へ。
ピンまで170ヤード残りました。
リスクを減らしつつ、少ない打数で
上がるにはどう脱出するのが最適ですか？
1.前に打つのは危険なのでヨコに出す
2.大きい番手でグリーン方向に低い球を打つ
3.枝のスキ間を狙って高い球を打つ
正解は 3
冬の枯れ枝は当たっても
ボールが前に抜ける！
林からの脱出ではいかに多くの選択肢を考えられるかがポイントになる。特に冬は葉っぱが落ち、枝が細くなっているため、“上の空間”を抜いて前に飛ばせる確率が高いので覚えておこう。
マネジメントのポイント
・ヨコに出すと距離が残り過ぎて、次打でグリーンに乗せるのが難しい
・低く打とうとしてボールが浮くと太い枝に当たりやすい
・高い球狙いは枝に当たっても抜けるし、トップのミスをしても下の空間を抜ける可能性がある
林の上を抜くと聞くと難しく感じるかもしれないが、冬であれば葉が落ち、枝も細いので前に抜けやすい。ショットで細工する必要もない。「林はヨコに出すべき」と決めつけずにさまざまな可能性を考えられるようになるのが大事
上の空間を抜くには番手選びが特に重要となる。フェースを踏むと、シャフトでロフトなりの打ち出し高さをチェックできるので、適切な番手を選びやすくなる
0〜2問正解 大叩きしがちなアベレージレベル
3〜4問正解 不調でもボギーで抑えるシングルレベル
全問正解 どんなコースでもスコアをまとめるプロレベル
【解説】北野正之
きたの・まさゆき／1966年生まれ、埼玉県出身。スイング理論だけでなく、ゴルファー心理にも精通する人気コーチ。茨城県のサザンヤードカントリークラブを中心にレッスン活動を行う
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