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2度目の挑戦で見事合格! 19歳・松原柊亜は「最新大型ヘッドにマッチする」現代スイングだった【ルーキースイング分析】

合格率わずか3%という狭き門を突破し、来季からレギュラーツアーやステップ・アップ・ツアーで戦うルーキーたち。彼女たちのスイングを、プロコーチの南秀樹に解説してもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月26日 11時45分

来季開幕はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる松原柊亜
来季開幕はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる松原柊亜 (撮影:福田文平)

合格率わずか3%という狭き門を突破し、来季からレギュラーツアーやステップ・アップ・ツアーで戦うルーキーたち。今回は松原柊亜(まつばら・しゅあ)スイングをプロコーチの南秀樹に解説してもらった。

【連続写真】右ワキがずっと締まっているから安定感抜群! 松原柊亜の美スイング



クラブをワイドに上げて、トップはレイドオフ。そこからオンプレーンに乗せて、右ヒジを体の近くに寄せて振っていく。クラブが寝ることなく、フェースも開かない、最新の大型ヘッドにマッチするスイングです。

トップでは左手首を掌屈させてフェースを閉じています。そこから右ヒジを締めていくのですが、この動きも綺麗です。バックスイングで地面と平行に近い角度で肩を回し、トップで左肩が高い位置にあるので、右ヒジを閉めてもクラブが寝ることがありません。

ダウンスイングで右ヒジが体から離れず、手元が体の近くを通るのは安定性につながります。松原さんのような右ワキの締め方は、クラブがアウトサイドから入る人には参考になります。単純にダウンスイングで右ワキを閉めると、クラブが寝てしまうので、先にワキを締めてボールをヒットする動きを練習します。

トップから右ワキを締めてボールを打ち、フェースがスクエアに戻ってきているかチェック。このとき、フェースが開くなら左手が背屈していなか確認、反対にフェースがかぶるようなら右肩が出るのが早い可能性が考えられます。何度も試して、フェースがスクエアに戻る感覚を身に付けられれば、安定したショットを打てるようになりますよ。

■松原柊亜
まつばら・しゅあ/2006年生まれ、栃木県出身。2度目の挑戦でJLPGAプロテストに合格。ファイナルQTを56位で終え、来季はステップ・アップ・ツアーを主戦場とする見込み。

■解説:南秀樹
プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。



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