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JLPGA新人戦を制した藤本愛菜、そのスイングは小祝さくらそっくり!? 「ナチュラルドローの典型」との評価も

合格率わずか3%という狭き門を突破し、来季からレギュラーツアーやステップ・アップ・ツアーで戦うルーキーたち。彼女たちのスイングを、プロコーチの南秀樹に解説してもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月24日 07時15分

合格率わずか3%という狭き門を突破し、来季からレギュラーツアーやステップ・アップ・ツアーで戦うルーキーたち。今回紹介するのは、11月の「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル」、12月の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」を制した藤本愛菜。彼女のスイングをプロコーチの南秀樹に解説してもらった。

【連続写真】安定感のあるアドレスから、程よく力が抜けたスイングが小祝さくらそっくり! ルーキー・藤本愛菜のドライバースイング



藤本さんのスイングからは、完成度の高さを感じます。ややアップライトにクラブを上げていき、切り返しからはオンプレーン。インパクト前後ではジャンプが入りますが、右足がボール方向へ出ることなく綺麗に回っています。フォローでは、腕とクラブが一直線になっている時間が長く、体の正面でクラブをキープ。体が突っ込むことがないので、ヘッドが走り、フェースコントロールもできています。
 
安定感のある下半身に、程よく力が抜けた上半身。小祝さくらさんを連想させる動きで、左肩を支点に振るナチュラルドローの典型と言ってもいいでしょう。
 
程よい力感で左肩を支点にクラブを振っていくのはスイングが安定する要素。この感覚をつかむにはクラブを逆さにして、左手で持った片手素振りをしてみてください。トップからお腹を斜め下に向けたまま、左肩を開かずに、左肩の下にシャフトを通すように振っていきます。このとき、右足体重になると左肩の下を通しやすくなりますが、クラブが寝る原因になるので、切り返しからは左に乗っていくことも意識してください。

■藤本愛菜
ふじもと・あいな/2007年生まれ、福岡県出身。辻村明志コーチのもとで腕を磨き、2度目の最終プロテスト挑戦で合格をつかみ取った。12月の「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝。ヤマエグループHD所属。

■解説:南秀樹
プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。



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