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吉田鈴は170ヤードを9Wを短く持って攻略! ダフりたくないなら「右足外からソールをすべらせて打つ」

残り160~170ヤードはグリーンに乗せたいけれど、ミスも出やすい難しい距離。使うクラブはアイアン、UT、FWと選択肢も多岐にわたるが、女子プロたちはどの番手を選び、どのように打っているのか? プロコーチの奥嶋誠昭が解説する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月17日 16時15分

吉田鈴
吉田鈴 (撮影:佐々木啓)

残り160~170ヤードはグリーンに乗せたいけれど、ミスも出やすい難しい距離。使うクラブはアイアン、UT、FWと選択肢も多岐にわたるが、女子プロたちはどの番手を選び、どのように打っているのか? 今回紹介するのは、ルーキーイヤーを戦い抜き、来季の前半戦出場権を手にした吉田鈴。9番ウッドでグリーンを狙える理由をプロコーチの奥嶋誠昭が解説する。

【連続写真】インパクト直前まで顔が右を向いたままだからアークが大きくなる! 吉田鈴のFWスイング



グリップをとても短く握っているあたりは、精度を重視していることがうかがえますね。長いフェアウェイウッドでも、短く握ればスイング軌道が安定しやすく、ミート率も高まります。

特徴的なのは、ダウンスイングでの顔の向き。インパクトのギリギリまで顔が右を向いているんです。顔が右を向いていれば、上体も右を向くので、右サイドを大きく使える。アークが大きくなってインパクトゾーンが長くなるだけでなく、ヘッドも走るので効率よく飛ばせます。

フェアウェイウッドでミスが出やすい人は、ボールを直接打つ意識が強過ぎる傾向があります。イメージとしては、右足の外からソールをすべらせるように打つこと。実際にヘッドで地面を擦りながら素振りをすることで、正しい動きを身に付けられますよ。

■吉田 鈴
よしだ・りん/2024年のプロテストに合格し、QT36位の資格で開幕戦から出場。2度のリランキングも突破し、ルーキーイヤーを戦い抜いた。メルセデス・ランキング51位と、わずかにシードに手が届かなかったが、前半戦の出場権を獲得しており、来季は初優勝&初シードを目指す。大東建託所属。

■解説:奥嶋誠昭
おくしま・ともあき/ 1980年生まれ、神奈川県出身。ツアープロコーチとして多くの選手を指導。スイングメカニズムやクラブの構造を熟知し、科学的なアプローチで効率的な上達をサポートする。



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