フェードを打とうとすると、上体が突っ込み、コスリ球になってスライスが出やすい。「そんな典型的なミスは目線の取り方で解決できます」とシニアプロ福永和宏は語る。河本みたいなフェードボールの打ち方を詳しく教えてもらった。
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河本選手のようなフェードを打つために意識したいのは、上から下へ、クラブを立てて下ろし、左に振り抜く動き。気を付けないといけないのが、左への突っ込みと浅く低いトップです。
体が突っ込めばカット軌道が強くなり、球がつかまらず飛距離が望めません。左への突っ込みは目線の取り方で改善できます。ボールの後ろ10cm程度のところに、仮想のボールをイメージし、そこを見てスイングしていけば、頭を残す感覚がつかめるはずです。
ただし、頭を残しても体を回し続けることを意識してください。体の回転が止まると、両腕を返してしまい引っかけになるので注意しましょう。
また、トップを高くするには、両ヒジを高く上げる意識を持つことが大事になります。深く体を捻転することだけに意識があると、トップが低くなりがち。ダウンスイングでクラブが寝て振り遅れてしまいます。両ヒジの間隔を保ちながら、ヒジを上げると上から下に振れる体勢が作れますよ。
■解説 福永和宏
ふくなが・かずひろ/ 1969年生まれ、福岡県出身。1992年にプロ入りし、96年にツアー初優勝を飾った。現在はシニアツアーに参戦しながらレッスン活動も行っている
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