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アイアンが不調な人は、基本のおさらいを!

YouTubeのチャンネル登録多数の教える達人、長岡良実プロ。師匠は「我孫子一門」を育てたことで知られる(故)林 由郎プロで、習志野CCで腕を磨いたプロゴルファーだ。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさに定評がある長岡プロのゴルフ知識が凄い!

配信日時:2017年5月12日 19時54分

「今回は80万回以上再生のもの」by長岡良実プロ


こんにちは、プロゴルファーの長岡良実です。地元・茨城を中心に、千葉など二か所で『NAGAOKA GOLFスクール』を開校しています。

ゴルフはいつでも気軽に始めることができ、いつまでも長く楽しめるスポーツです。緑あふれる広大なゴルフコースで、自分の思いどおりにショットできたときは、誰もが「楽しい!」「気持ちいい!」と感じるはずです。けれどもこの楽しさは、ゴルフスイングの基本を身につけていなければ味わうことができません。

そんな皆さんに、末永くゴルフを楽しんでもらうため、お手伝いをさせてもらっています。YouTubeでさまざまな動画を用意していますし、私のホームページでも、いろんな動画を通じて、ゴルフ上達のアドバイスをさせてもらっています。

今回はアイアンの基本的な打ち方を説明したいと思います。クラブは7番アイアンでいきましょうか。今回の動画はYouTubeで80万回以上再生していただいているものなので、改めて基本を確認する意味で観ていただければ。また【すくい打ち】を自認する人は、ぜひ、観ておいてください。

左手首の角度を保って「上からぶつける」意識。左足体重のインパクトは絶対ですよ!

まず、セットアップに入ります。ボール位置は真ん中よりやや左です。 グリップエンドの場所は左足の付け根の前というのは、どのショットでも同じです。そして、顔の位置はボールより やや右後方にある状態です。

アイアンで最も大事なのは【すくわない】【すくい打ちしない】ことなので、右足体重のまま上げようとしてしまうと、ダフってしまったり、トップしたりと、いろんなミスが出やすいです。そのため、トップでできた左手首の角度をしっかり保ったまま「上からぶつけてやる」という意識が大事です。

また、左足の外側に壁があると仮想した場合、ダウンスイングではしっかり体重が左足のその壁まで入った場所でインパクトをするんだっていう意識を持つと、しっかりボールより先のターフを取っていけるようなアイアンショットが打てるようになります。

「ハーフウェイバック」の位置を通過させる意識が大事

後方から見た場合、背すじをしっかり伸ばして骨盤から前傾するということが大事です。ヒザを折りすぎてしまったり、前傾が深くなったりしないように気をつけましょう。

そして、手をだらんと垂らした場所でグリップを握ります。打ち方としての一番のポイントは、まず軌道はバックスイングで大きくインサイドアウトで球を上げようとしてしまったり、極端に打ち込もうとして、アウトサイドインの軌道にならないように心がけます。

やはり練習場でいつもハーフウェイバック(シャフトが目標に対して平行の場所)を確認することが大事。なるべくそこを通過するように上げることをプロは気をつけますし、ダウンスイングでもそのラインからインパクトに対して降ろすことを心がけてください。

これらのことと、先ほどいった左足体重でとらえることを心がければ、アイアンショットの不調は改善されていくはずです。


【長岡良実/プロフィール】
ながおか・よしみ/1972年生まれ、茨城県出身。ゴルフを始めたのは14歳。きっかけは父親に連れられて見に行ったトーナメントで当時のトップ選手、セベ・バレステロスからボールをプレゼントされたことから。以後、ジュニアの競技で活躍したのち習志野カントリークラブの研修生を経て1999年プロテスト合格。高い技術を持ち、理論的な説明でレッスンの分かりやすさには定評があり、茨城校として南が丘ゴルフガーデン千葉校としてナガミネゴルフセンターで指導を行っている

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