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【ふしぎ発見Vol.8】松田鈴英がペットボトルに乗せた球を打っているのはナンデ?

トーナメント会場のドライビングレンジ、パッティンググリーンで見かけた練習風景の疑問を、プロに聞きました!第8回目は松田鈴英。

配信日時:2018年5月2日 14時00分

勝みなみら黄金世代と呼ばれる学年の選手が多く合格した昨年のプロテストをトップで通過した松田鈴英。ドライビングディスタンストップ10に入るかというドライバーショットが持ち味だ。そんな松田の練習を眺めていると、短いクラブを持ってペットボトルのふたにつけたティに乗せた球を打っている…コレってナンデ?

「ダウンスイングでの体の動きを1つずつチェック!手先でクラブを下ろすとペットボトルが倒れます」

松田が去年の冬の合宿から始めたというこの練習、用意するものは、ふたに裏側からネジでゴムティを固定したペットボトルと短いクラブ。クラブは大手ゴルフショップで普通に購入したものだそうで、重さはスチールシャフト装着の7番アイアンとほぼ同じ。ペットボトルには水を入れて倒れないようにしている。

そのゴムティの上にボールを置いて、まずはクラブを左手1本で持って打つ。次に右手一本、そして両手と順々に打っていく。肩から肩まで、ふり幅はハーフショットくらい。大事なのは手だけでなく、体全体を使って打つこと。特に意識するのは、お腹だ。
お腹に意識を集中し、体と連動して下ろしていく

お腹に意識を集中し、体と連動して下ろしていく

体が突っ込んでしまうと、ゴムティを叩いてペットボトルを倒してしまう

体が突っ込んでしまうと、ゴムティを叩いてペットボトルを倒してしまう

左手一本、右手一本でチャックしたあとは両方の感覚を持って、通常のグリップで打つ

左手一本、右手一本でチャックしたあとは両方の感覚を持って、通常のグリップで打つ

「私の場合、ダウンスイングで体が左サイドに突っ込むクセがあります。また手先でクラブを下ろして、ボールをつかまえにいって左へ曲げる球が出るなど、球筋が安定していなかった。それを直したいと思って始めました。手でクラブを下ろすと、ティを叩いてしまってペットボトルが倒れてしまいます。そうならないためには、トップで1度止めて、左腰、お腹が動いて、腕が同調していくように動いていく。そうやって体の動きを1つずつチェックしていくんです。私の欠かせない練習法ですね!」

⇒ 松田鈴英 プロフィール
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⇒ 女子プロ界のネクストヒロインは君だ!〜 松田鈴英 編

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