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アプローチはランニングの方が絶対寄りやすい【6回目】

植村啓太がアプローチに悩むアマチュアのためにイチから教えてくれる新コラム。今回はピッチショット、コロがしについてお話します。

配信日時:2017年5月3日 07時00分

PWでコロがすほうがグリーンの硬さに関係なく距離感も良くなる


サンドウェッジでは球の跳ね方で寄らなくなるケースも

スピンを計算できるのがPWと理解しよう

スピンを計算できるのがPWと理解しよう

 ピッチショットについて説明します。別名ランニングアプローチ。コロがすアプローチです。基本的にアプローチはコロがしから考えたほうが寄る確率は高まります。アマチュアはサンドウェッジをとりあえず持ってうとうとします。ピンが奥で上がる球を打とうとするとグリーン面の硬さによって、ボールの跳ね方が変わってしまいます。硬いとボールは跳ねるし、柔らかいとドスっと跳ねずに距離感が合いにくくなってしまいます。スピン量も変わってくるので、アプローチはなるべくコロがしを覚えましょう。PWで打つこと。PWを練習しましょう。

球位置は右目の下、スタンス幅は狭く左足体重に

6:4くらいが理想の左足体重のアドレス
スタンス幅が広いと飛びすぎてしまう
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6:4くらいが理想の左足体重のアドレス
 球位置は右には置き過ぎないようにしましょう。ロフトは元々PWは立っているので、球はコロがります。球を右側に置くとリーディングエッジから地面に刺さってしまう。左に置いてしまうとロフトが寝て球が上がりすぎたり、ダフってしまいます。真ん中より少し右くらい。右目の下くらいがベスト。スタンス幅は広いとミスになるので、極力狭くして飛ばないスタンス幅にしましょう。右足体重だとすくい打ちになるので、左足体重で目安は左6:右4くらいがベストです。

右手1本で右手首の角度を変えずに打ってみよう

右手首の角度はアドレスから変えない

右手首の角度はアドレスから変えない

 手の位置は左モモ前にグリップが来るのが理想。スイングでは手首を使わないことがポイントです。アドレスの手首の角度をキープして振りましょう。腕を使わずに上体を回すとインパクトがつまりません。

 ドリルとして右手1本で右手首の角度を変えずに打つといいでしょう。そうすると右手首を変えないコツがつかまると思います。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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