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第14回/誰も言わなかった【背すじの真実2】 背すじを伸ばすと劇的変化が!

元日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ、現在アメリカの日本食レストランチェーンCEO。異色の経歴を持つTOSHI HIRATAが30年のレッスン経験の集大成を語る。超DEEPな骨太スイング論をアメリカからお届け!

配信日時:2017年4月26日 20時53分

真っすぐ背すじで正しいスイングするには?

ハーフウェイバックでは、腕をまだ上げる必要はありません。上げないといっても、身体が前傾しているので自然に上がっていきます。インサイドに引いているように感じるかもしれませんが、腕はロックされているため、身体とクラブの距離は変わりません。

ハーフウェイバック以降で初めて意識して腕を上げていきます。といっても、もう肩の捻転は90度位近く回転した後なので、そんなには大きく上げる必要はありません。むしろ、わずかに腕を上げることで緩みのないトップが作られます。このトップの位置を多くの皆さんは「すごくコンパクトな位置」だと感じるはずです。なぜなら80%以上のアマチュアのトップは緩んでいるからです。

ここからダウンスイングへと入るわけですが、私の場合以前レッスンした【カカト軸ジャンプ】でスタートします。ただしこの動作は非常に難しく今回、それは後回しにしてください。ただ知識としては覚えておいて『究極のスイング』の完成への最終目標として下さい。それではどこからスタートすれば良いのか?

『腰の開放』から始めます。

こう聞くと「え?」と思う人も多いでしょう。緩んだトップの人がこの動作をすれば、腰は無残に開き、クラブはアウトサイドから下りてきてカット打ちになります。またはクラブが遅れてプッシュアウトやスライスにも繋がります。でも、緩みのないトップが出来ていれば、腕の作る三角形がダウンスイングにおいても大きく崩れることはありません。

腕の動きは身体の動きとシンクロナイズドされながらクラブを自然に引き下ろしてきます。つまり、インパクトに向かう過程で急激なリストターンや右手首のフリッピングをしなくてもナチュラルなフェースローテーションが行われるのです。それは皆さんが夢にまで見たラグ(レートヒット)もそこには存在します。

「???」

また話しが複雑になってきましたか? では次のページで少し長くなりますが、YouTubeでのレッスンを聴いてください!

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