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努力しなくても、ダフリ・トップを減らせる!

「仕事も家庭も多忙で練習不足だけど、スコアは良くしたい」。こんな世のゴルファーの本音に応えるメソッドを持つのは、日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロの久田順也。モットーは「努力しない」「頑張らない」で上手くなること。そんなエフォート(努力)レス(しない)メソッドは多忙な人に最適。初心者から上級者まで必見です!

配信日時:2017年4月26日 14時28分


“振り子”をイメージしたスイングはシンプル!

皆さん、こんにちは。PGAティーチングプロの久田順也です。

簡単に自己紹介をすると、2013年に『エフォートレススイング』という理論を提唱し、PGAティーチングアワードの奨励賞を頂いています。「もっとゴルフをシンプルに!簡単に!努力しないで上手くなろう!」というモットーで、忙しいゴルファーの皆さんに今よりゴルフを楽しんでもらいたいと思っています。

ゴルフクラブはヘッドが重くできているので、振り子の運動がしやすいようにできています。振り子はいつも同じリズムテンポで同じ軌道を描いて運動をし続けます。つまりこの振り子の特性を上手くスイングに取り入れれば、多くのゴルファーは努力しない『エフォートレス』なスイングを身につけられるのです。

コラム4回目は、このシンプルな考え方に基づいて練習すれば、努力せずにダフリやトップを減らせることを説明しましょう。これからゴールデンウィークを控えて、久々にコースに出る方は、特に見ておくことをオススメします。

ダフリやトップを防ぐなら、重心位置をヨコに動かさない!

ダフリやトップに悩む人は多いのですが、その原因はたくさんあります。ダウンスイングで身体が浮く人はトップしますし、沈んで打ちにいく人はダフリがちになります。そういったタテの重心が動いてもダフリ・トップが生まれますが、ヨコの重心移動によってもダフリ・トップが生まれてしまいます。

クラブの最下点を決めるのは、このヨコの重心位置なんですね。例えば、右足寄りに重心を移動して振り子のイメージで振ると、打点はボールの手前にきます。そのままだとダフリでしし、地面が固かったりして跳ねてしまうと、トップも出てしまいます。ダフリ・トップの両方が出るんですね。

反対に、左足寄りに重心位置を置いて振り子のように振ると、ボールよりも目標側に最下点が来て、ダウンブローになります。ボールにカツッ!とコンタクトして強い球で飛んでいく形になりますよね。このように、身体の左右の重心位置を動かさないようにして振り子のイメージで振れば、ダフリやトップをかなり減らすことができます。

今回の動画は初心者の方や、久しぶりにコースに出るといった方にご覧いただきたいと思います。そして、コースに出てからダフリやトップが連発したら、「重心位置が左右に動きすぎているのかも!」と思い出してください。中・上級者の方も基本を見つめ直す意味で、ぜひ!


【久田順也/プロフィール】
日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級かつ特定非営利活動法人日本Gボール協会 パーソナルトレーナー。2013年にPGAティーチングアワード奨励賞を受賞し、現在では母校立正大学付属中学、高等学校ゴルフ部コーチとしてジュニア育成にも注力。生徒一人一人にベストな指導を提供できるようにと日夜研究に余念がない。また、レッスンDVD『久田順也のゴルフ処方箋』も人気。その豊富な知識を活かして『LUKゴルフアカデミー五反田(www.luck-golf.com)』、『リストアゴルフ(www.restoregolf.com)』を中心に指導を行っている

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