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ゴルフ ドライバースイングにタメはいらない【動画コラム8回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回の話は、スイングでのタメが必要かどうかというお話をお届けします

配信日時:2017年4月23日 20時31分

ゴルフスイングはタメずに大きく下ろしてくる

写真左のように右手で左手を叩こうとすると強く叩ける。写真右のようにヘッドの重みを生かして右ヒジは絞らないで振り下ろすこと

写真左のように右手で左手を叩こうとすると強く叩ける。写真右のようにヘッドの重みを生かして右ヒジは絞らないで振り下ろすこと

 例えば、左手のヒラを右手のヒラで強く正確に叩こうとした場合、右手を後ろに大きく下ろそうとするはずなんです。タメて、急に解いた状態で左手を叩いても、全く強く叩けないはずなんです。助走距離にあまりにも大きな違いがあります。遠心力も全くかかっていません。

 どちらが、左手が痛いかは、すぐに想像がつくと思います。左手が痛い方が、それだけ右手にスピードがついているという事なんです。当然、スピードがついている方がボールは飛んで行ってくれます。

 右手でタメを作らないように大きなスイングで打っていくと、連続写真で見た時に綺麗なタメがあるスイングになっているはずなんです。

 それは、ヘッドの重みで必ず右ヒジは曲がって、下を向いて下りてくるからなんです。こういうスイングをしてもらうと、タメを意識しなくても、ナチュラルに綺麗なタメができたスイングになります。

 是非、皆さんもこのイメージでボールを打ってみて下さい。驚くほど、力強いボールが打てるはずです。

クラブヘッドは飛球線の後方に落とす

ヘッドは自分の右足後ろに落とすイメージ

ヘッドは自分の右足後ろに落とすイメージ

 タメずにスイングをする為には、大きなスイングで打っていくと説明しましたが、実際にどこに大きく落としていくのか?それは、飛球線の後方です。

 ここにヘッドから、下ろしていく。これが1つ目のポイントです。グリップエンド側から落としていくのではなく、ヘッド側から落としていきます。

 この時、胸の向きを見て下さい。

 ボールに対して、斜め45度くらい後ろを向いているはずです。
この胸の向きで、ヘッドをこの位置に落とす事が出来れば、タメようとしていなくても、他人から見ればタメのある良いスイングになります。

ヘッドからを落としていく事。
ヘッドを落としていく場所。
胸の向き。

 以上の事を注意して練習してみて下さい。


片山 晃氏のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)
1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。

右手の教科書サイトをはじめました
http://katayama-akira.com/

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