ゴルフ　ドライバーの飛距離は右手でアップ！【動画コラム6回目】

今回の話は、利き手である右手を上手く使おうというお話をお届けします

配信日時：2017年4月9日 00時52分

レッスン

ドライバーを飛ばしたいならやってはいけない事

左サイドが開くと右手を強く振れない（写真左）、右手を返しすぎるとチーピンにある（写真右）

　右手を使ってクラブを振ってあげると、ヘッドスピードが出るという事は、ビンタのイメージでお分かりになると思います。

　この時に、実際に素振りでいいので、やってみてほしいんですが、体を動かさない方が、相手が痛がるビンタになるはずなんです。体を止めて開かないようにして、右手を振り抜く。
これが一番痛いビンタですよね？

　もしこの時に、左サイドが回転して、胸や顔が左を向いた状態でビンタするとどうですか？全然右手が使えないと思います。
右手にスピードが付かないですよね？

　しかし、皆さんこれがゴルフスイングになると、やっちゃうんです。腰を切って、左サイドを回転させてしまうんです。これをやめて、体がを使わない様にすれば、体が開かないので、正しく右手を使う事ができます。

　そしてもう1点、この時に絶対に手を捻らないようにして下さい。捻ってしまうと、ダックフックしか出ません。

ドライバーの飛距離を伸ばすためにはフォローの右手の形を確認

理想は左隣の人と握手する形が大切になる

　　先程もお話ししましたが、ドライバーの飛距離アップが目的であれば、体を止めて右手を振る事です。

　これを教えても、どうしても今までのクセで左サイドを切ってしまう人が居ます。そんな人は下の写真の様に、柱などをビンタする形にして、どれだけ胸が後ろを向けば、柱を右手のヒラで押せるのかを実感してみて下さい。

　そして、最も強く押せるポジションが、インパクトでの胸の向きになります。この形をインパクトでイメージしてスイングしてみて下さい。

　また、どうしても手を捩じってしまう人。こういう人は、クラブを持たずに、右手だけで素振りをして下さい。

　その時に、インパクト後のフォロースルーで、右手が地面と平行になった時、右手が握手の時と同じ形になるように注意して下さい。

　これが正しい右手の使い方になります。もしも捩じってしまうと、右手の平が地面を向いて、右手の甲は真上を向きます。
この形ではダメです。この2つのイメージで、正しい右手の使い方が分かると思います。

片山晃氏のプロフィール

片山晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす！55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/

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