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ゴルフスイング フックは右手の使い方次第で直ります【動画コラム40回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はフックについてお話します。

配信日時:2017年12月3日 09時00分

、「右手を使うとボールがフックする」は勘違い

 こんにちは。右手のゴルフの片山晃です。

 今回は、フックボールにお悩みの方に、フックの原因とその直し方について、ご説明していきます。

 ゴルフ歴の長い人であれば、「右手を使うとボールがフックする」と思われている方もいらっしゃいますが、実は違うんです。

 正しく右手を使ったスイングであれば、悩まされる様なフックボールになる事はありません。

手首をこねてしまっている、ローリングさせてないか?


フックの原因は手の使い方にある

左手の甲が下を向くスイングだとフォローでフェースが下を向く
バックスイングでヘッドのトウが上、フォローでヘッドのトウが上を向く
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左手の甲が下を向くスイングだとフォローでフェースが下を向く
 右手のゴルフと称してレッスンをしていると、アマチュアの方だけではなく、レッスンプロの方からも「右手使うとフックしてしまう」という事を言われる事がありますが、私の考えは全く違います。

 そもそも、アマチュアの方が困ってしまうレベルのフックというのは、ダックフック・チーピンと呼ばれるボールの事なんです。

 このボールを打ってしまう原因は単純明快です。

 それは手の使い方を間違ってしまっているからです。

 簡単に言うと、手首をこねてしまっている、ローリングさせてしまっている事がダックフックやチーピンの原因なんです。

 では、手首をこねる・ローリングさせる動きとは、どういった動きなのか?

 ダウンスイングでインパクトに向かって、左手の甲が下を向いていくスイング。

 これが手首をこねる・ローリングの動きなんです。

 この手の使い方をしてしまうと、フォロースルーでフェースの向きが地面を向いてしまいます。

 こうなってしまうと、フェースが下を向いた状態でインパクトしてしまいます。

 当然、ボールは上がりませんせんし、フェースは下を向くと、面の向きが左を向いてしまいます。

 この結果、ボールは低く大きく左に曲がる、ダックフックやチーピンになってしまう訳です。

 では、フックを直す為にはどんな動きが必要なのか?

 それは、バックスイングでシャフトが地面と平行になった時、

 ヘッドのトウが真上を向く。

 そして、フォロースルーでャフトが地面と平行になった時、ヘッドのトウが真上を向く。

 これが正解です。

 この動きをさせる為には、右手を使ったスイングの方が有効です 。

 右手を使って、フェースを開いて閉じる。

 フェース面を上下にねじるのではなく、左右に開閉するだけで簡単に出来てしまいます。

 この手首の動きとフェースの向きを、是非練習場で試してみて下さい。

 左右の手、1本ずつで軽い素振りを試してみて下さい。
フェースにこの動きをさせる為には、右手の方が簡単に行えるはずです。

 では次に、コースでプレー中にダックフックやチーピンが出てしまった場合の、応急処置についてご説明します。

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