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ゴルフ ドライバーの練習方法 背面ドリルで飛距離アップ【動画コラム33回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はフォロースルーで腕のたたみ方についてお話します。

配信日時:2017年10月8日 13時00分

クラブヘッドが減速してしまうのは腕が伸び切ったフォローが原因

インパクト後腕をたたむが正解(左)、腕をたたまないと詰まる(右)

インパクト後腕をたたむが正解(左)、腕をたたまないと詰まる(右)

 また、インパクト後にヘッドを出して行くスペースがありません。という事は、インパクト後に腕が自然と畳まれてしまいます。この腕を畳むという動作がポイントなんです。

 インパクト後に、腕を畳むという事は、インパクト後もクラブヘッドがスムーズに動いて抜けて行っている状態です。

 ドライバーが飛ばない方は、インパクトでスイングが終わってしまう人。

 インパクト後も腕が伸び切って、ヘッドにブレーキがかかってしまっているんです。

 このドリルでは、クラブヘッドが減速してしまう理由、腕が伸び切ったフォロースルーが出来ない構えです。

 ご自分で意識することなく、自然に腕の畳み方が身に付く練習方法です。

 最初は、変わったアドレスですので、ドライバーで150ヤードも飛べば十分です。

 ドライバーが250ヤード飛ぶ人であれば、200ヤードを目安にして下さい。

 上手く下半身が安定して、腕の使い方を覚えた場合、普通の構えと変わらない飛距離になる方もいらっしゃいます。

バックスイングでどこに上げるかに注意が必要

背面に構えたとしてインサイドにクラブは引かない(左)、アウトサイドに引くこと(右)

背面に構えたとしてインサイドにクラブは引かない(左)、アウトサイドに引くこと(右)

 手を使ってヘッドを加速させる練習方法である、背面打ちドリルですが、どうしても注意して頂きたい箇所があります。

 それは、バックスイングです。

 手を使ってクラブを上げて下さい、と言うと、バックスイングでインサイドにクラブを上げるのではなく、引いてしまう方がいらっしゃいます。

 このアドレスで、インサイドにクラブを引いてしまうと、ダウンスイング時に前傾姿勢も崩れ、手の位置が構えた時より、かなり高い位置を通ってしまいます。

 こうなってしまうと、ボールに当たらずに、空振りをしてしまう可能性もあります。

 正しいバックスイングは、インサイドに引くのではなく、クラブヘッドをアウトサイドに上げていく形です。

 手を使って、アウトサイドに上げていくと、アップライトなスイングになってしまいます。

 このドリルの構えでは、インパクト以降にヘッドを前に出す、体を回転させる事が出来ません。

 ですので、ドライバーをフラットに振るイメージではなく、少しアップライトに振るイメージ。

 クラブヘッドの動きで言うと、横に大きく動くのではなく、縦に大きくスムーズに動かすイメージです。

 このドリルを実践して頂くと、スムーズなスイング。

 ヘッドが加速した状態でのインパクトを身に付ける事が出来るので、確実にドライバーの飛距離がアップします。

 是非、練習場で試してみて下さい。

片山 晃氏のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。

右手の教科書サイトをはじめました http://katayama-akira.com/

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