コンバインドプレーン理論に基づいたタメの作り方
私は、最新クラブはこれまでの1枚板のスイングプレーンではなく、2つのタテプレーンとインパクトプレーンを組み合わせたスイングが最も効率よくスイングできる、という『コンバインドプレーン理論』を提唱しています。
2回目のテーマは「タメのあるスイングの作り方」です。第1回でレッスンした「正しいスイング軌道を身につけるドリル」に少し要素を加えるだけで習得できるので、練習場などで是非実践してみてください。
スイングは右手人さし指で上げて左手で下ろす
ヘッドスピードを上げて飛距離を最大限に伸ばすために、ダウンスイングで作ったタメをインパクト直前で解放する必要があります。この理屈を多くのアマチュアは理解しているのですが、実際にはなかなかうまくできていません。
しかし、今回紹介するドリルなら、だれでも簡単にタメを作ることができます。
第1回で右足くるぶしに向かって2回真っすぐ振り下ろし、3回目でその動きに体の回転を加えて実際にボールを打つ、というドリルを紹介しました。このドリルの途中、3回目で実際にボールを打つ動きの時、テークバックを右手人さし指で上げ、ダウンスイングは左手で下ろす、という意識を持ってください。
右手人さし指でクラブを上げ、トップの位置に来る前に左手でクラブを下げていきます。この2つの動作が重なることで、手首が正しいコッキングの動きになりタメを作ることができるのです。