パットアウト『プレッシャーパットトレーナー』で距離感を磨く!
黒田 ご紹介するのはこちら、パットアウト『プレッシャーパットトレーナー』でございます! さぁ、谷口プロ。これ、まぁ〜見たことないです、ボク……。
谷口 今はこの形だから、「ナニコレ!?」ってなりますよね?
黒田 まずはですね、これをオープン! 開くと、すごいですね。宇宙船みたいな形になりました。コレ、実は底の円がカップと同じ大きさになるんです。で、円の上に小さい穴があります。そして傾斜があるんですけど、まずは谷口プロ、この穴がオープンな状態ですと、どういう練習になるんでしょうか?
練習法【1】 穴に入れるゲームでジャストタッチを磨く
黒田 なるほど。
谷口 あまりタッチが強かったら弾かれたりするんで、転がってパコッと穴に収まる状態になれば。カップをオーバーしても10センチから20センチ、速いグリーンでも30センチで、ほぼほぼタップインみたいなタッチ感を作れる。
黒田 その距離感・タッチを養うには、この穴を開けた状態で穴にハマったら、ジャストタッチと。じゃあ、試してみましょうか。
谷口 多分、中々終わらないんで、ちょっと頑張ってくださいね。
黒田 わかりました。(1球目)本当に今のだと強いですよね。(2球目で穴にハマる)!!!
黒田 今は短い距離ですけども、これがもう少し離れるとより難易度が上がりますよ。(距離を長くして外す)むずい!
谷口 やっぱりこの穴に入れる場合はちょっと遊び感覚、ゲーム感覚でやったほうがいい。入らないとイライラしきて、手でチョンチョンし始めるので、パター練習の意味がなくなる可能性もあるというか、悪い癖がついちゃう。しっかりして打ちたいのに、入らないからカーン、カーンとか……。リズムもなくなって、とりあえず打つことに対して一生懸命になる場合があるので、距離も短いので「入れたらいいですよ」ぐらいの感じでやっていただいた方がいいんじゃないかな。
黒田 なるほどね。
練習法【2】 穴を閉じて、スクエアヒットを磨く!
黒田 じゃ、ジャストタッチで打ってみます。(戻り方が左に外れる)
谷口 今みたいに左に戻るのは、プッシュアウトした証拠。逆に、一度引っかけてみてください。(今度は右に戻る)左に引っかけると右に戻るので、穴を閉じて自宅で練習する場合は、戻り方が真っすぐになるイメージで練習するといいですね。この穴のフタのPマークの場所がジャストタッチなので、これ以上オーバーしないイメージで転がして真っすぐ戻る感じ。スクエアに戻しながらのこの練習が一番いいかなと思います。球を拾いにいく時間も省けますし。
谷口 そう、集中できるので、これPの穴を閉じた状態で、真っすぐ真っすぐ同じように練習するといいし、穴を開けるとゲーム性を持った使い方の2パターンがある。持ち運びも折りたたむとコンパクトになりますのでキャリーバッグの中に入れるもよし、家の中に置いても場所をとらない。
黒田 ぜひこの2つのパターンで練習をしてみてください!