突発的にシャンクが出る人は、ボールを「右足」で踏む
例えば、ボールを「右足」で踏むと、インパクト時の右足カカトの浮き上がりが抑えられるので、体や手元が浮きやすい人には最適。特に突発的にシャンクが出る人は、右腰や右ヒザといった体の右サイドが前方に出てしまっているので、この練習は効果があります。右足カカトで踏んだボールがズレないように踏んだまま打てれば、シャンクは出なくなります。
体が開いてボールがつかまらない人は、「左足」で踏む
軸が左右にブレて当たらない人は、「両足」で踏む
こうやって症状別にボールを踏めば、フットワークがスムーズになり、ショットの精度がアップ。それだけでなく、アドレス時の体のバランスをあえて崩すことによって、コースの傾斜への対応力も向上しますよ。
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
ほそかわ・かずひこ/ 70年生まれ。茨城県出身。伊澤利光や丸山茂樹を輩出した日体荏原高校、日体大を経て、93年にプロ転向。切れ味鋭いアイアンショットが武器に、公式戦2勝を含むツアー通算8勝を挙げている。現在は国内男子ツアーのコースセッティングアドバイザーやゴルフ解説者としても活躍中。