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アプローチのベアグラウンドではアウトに引いてボールは右に置く【10回目】

植村啓太がアプローチに悩むアマチュアのためにイチから教えてくれる新コラム。今回はベアグラウンドからの打ち方についてお話します。

配信日時:2017年5月30日 17時59分

ボール位置は右。インサイドに引くとザックリに


フェースは少し開いて上からヘッドを入れる

テークバックでインサイドに上げるとザックリに
いつもよりも球は右においてアドレスしよう
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テークバックでインサイドに上げるとザックリに
 今回はベアグランドです。下が芝でなく土の場合ですが、気をつけるのは思い切りダフること。土なのでボールが飛びません。きっちりヘッドがボールに当たることです。2種類の打ち方があります。

 1つ目はヘッドを上から入れる打ち方です。低い位置に上げたヘッドをボールをクリーンに当りにくいので、上にテークバックしたほうが上手くヒットできます。できればインサイドでなくアウトサイトにテークバックしましょう、若干カット打ちになります。フェースは少し開いておいて、上からガツンと入れましょう。ボール位置は右めにおいて、いつもより1個分右をアドレスして、フォローでなくテークバックの大きさで距離感は調整しましょう。

もう一つの打ち方は、短く持って左手首の角度をキープしてスピンをかける

指2本ぶんくらい短く持ってグリップしよう

指2本ぶんくらい短く持ってグリップしよう

 2つ目の打ち方です。さきほどの打ち方は砲台グリーンとか硬いグリーンでは球が止まらないので、別のボールだけクリーンにとらえる打ち方を教えます。うまくバンスを滑らせるとスピンがかかります。グリップを短く持ちましょう。短く持つときれいにヒットできます。左手首がインパクトで伸びるとザックリになります。左手はアドレスの角度をキープしたまま振りましょう。きれいにボールだけ拾えてスピンもかかります。アドレスでのボール位置はあまり右には置きません。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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