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安定ドローを打つネクストヒロイン・齊藤妙 ドライバーのカット軌道は「ミニ素振りで直します」

ドローヒッターの齊藤妙はカット軌道をどう直す?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年12月21日 17時04分

トップの形から、体の向きは変えずに素早くクラブ下ろして、腰の高さでピタッと止める。ミニ素振りを繰り返すことでカット軌道が直る
トップの形から、体の向きは変えずに素早くクラブ下ろして、腰の高さでピタッと止める。ミニ素振りを繰り返すことでカット軌道が直る (撮影:田中宏幸)
最初に右ヒジのポジションをチェック

最初に右ヒジのポジションをチェック (撮影:田中宏幸)

プロテスト合格前の若手女子ゴルファーたちの実戦の場、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに2023年から参戦している齊藤妙(たえ)。持ち球はドローだが、調子が悪くなるとクラブが外から下りてきて左に引っかけるミスが出るという。それを嫌がればスライスとなるカット軌道を直すために、トップから右腰の高さでピタッと止めるミニ素振りを行っている。

【連続写真】クラブをストンと落としてインから下ろす! 齊藤妙のドライバースイング



カット軌道で左にボールが出るとき、まずチェックするのがトップの右ワキです。右ワキがガバッと開くと、アウトから下りてきやすい。右ワキを締めて右ヒジが体の中にあるように気を付けています。

右腰の高さまでクラブを下ろしてから、体を回す意識を持つと、体が開かない
クラブを真下に下ろす動きが大事
切り返しから体の回転を開始すると、外からクラブが下りてきてしまう
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右腰の高さまでクラブを下ろしてから、体を回す意識を持つと、体が開かない (撮影:田中宏幸)

次にスイング全体の流れとして意識しているのは、トップから右腰の高さまではクラブを真下にストンと下ろし、それから体を回していくこと。いきなり回り始めると、右肩がかぶってしまいます。だから体が開きすぎないように、一度真下に下ろす動きが大事なんです。

体が開かないように、ダウンスイングでクラブを受け止める練習をひたすらやります。トップの形から、体の向きは変えずに素早くクラブ下ろして、腰の高さでピタッと止めるんです。このミニ素振りでシャフトのしなりを感じ取れたらいい。すると体が開きにくくなってインから下ろせるようになります。

Instagramで5万人を超えるフォロワーを持つ齊藤妙

Instagramで5万人を超えるフォロワーを持つ齊藤妙 (撮影:田中宏幸)

■齊藤妙
さいとう・たえ/2000年生まれ、東京都出身。18年に「大東建託・いい部屋ネットレディス」、19年に「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」に出場した。23年からマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに参戦。得意クラブはドライバーで「強くて可愛らしいファンから愛される選手」としてイ・ボミを目標にしている。

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