昨年劇的な復活優勝を遂げた菅沼菜々。正確なフェードボールが武器の彼女のアイアンスイングを、大西翔太コーチに詳しく分析してもらった。
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フェードボールを武器とする菅沼プロのスイングは、独特な動きが特徴です。テークバックでは左足に体重を乗せながら、手元を高く上げています。「腕振り」を最大限に生かすための、非常に効率的な形を作っています。
切り返しでは、さらに左足に体重を乗せ、そこから積極的に腕を振ってヘッドを走らせています。高いトップから上から下に腕を振っているからこそ、ややダウンブローで打つことができています。
フォローでも頭の上下動が少ないため、インパクトの入射角が安定します。ギリギリまで上体の伸び上がりを抑えることで、フォローが低く長く出てくれます。
彼女のようなスイングを参考にするなら、クラブを逆さに持って素振りをしてみるとよいでしょう。先端が軽くなることで、スピーディに腕を振る感覚がつかめます。ハーフスイングの振り幅で、ビュンビュンと振って戻す動きを繰り返してみてください。
■菅沼菜々
すがぬま・なな/ 2000年生まれ、東京都出身。2025年、QT102位からの復活優勝でシード選手に見事返り咲いた。あいおいニッセイ同和損保所属。
■大西翔太
おおにし・しょうた/ 1992年生まれ、千葉県出身。青木瀬令奈の帯同キャディを務めるツアープロコーチ。最新理論に精通し、女子プロのスイング、マネジメントを熟知する。
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