2018年 下半身主導から“体幹”主導のスイングに
18年のスイングで一番注目してほしいのは、ヒザです。16年のスイングでは切り返し直後に左ヒザがやや外に向いていますが、18年のスイングではさらに内側に向けて踏み込んでいます。絶対に左に流れないので、しっかりとタメが作れます。正直、ここまでやるか……という領域で、驚きました。
おそらく松山選手のイメージとしては、テークバックで下半身を左に、上半身を右に回し、ダウンスイングで下半身を右に、上半身を左に回すイメージなのでしょう。11年のスイングは下半身リードのように見えますが、この頃は皆無。海外で主流になっている“体幹”主導のイメージになっていると思います。体幹をどんどん動かして、下半身は受け身動作。ヨコの動きがなくなり、完全にタテの動きのスイングになりましたね。
