グリーン周りで頼りになる、お気に入りのウェッジを見つけるには何を基準に選べばいいのか。ミスに強いのは、「硬い床の上で刃が浮くウェッジ」とクラブに精通したティーチングプロ永井延宏は話す。
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ショップなどでウェッジを構えたときに、刃が浮いているとトップしそうで怖いという人が多いですね。しかし、硬い床の上で刃が浮いても、コースの芝の上ではソールの出っ張りが沈むので、刃が浮くことはありません。
刃が浮くのは、「バンス角が大きい」、「ラウンドソールになっている」「リーディングエッジを削って丸みをつけている」といった理由があるから。ヘッドが刺さりにくい構造になっているのです。
バンス角が大きいと、ハンドファーストに打っても刃よりも先にバンスが地面に当たるので、ザックリのミスに強いメリットがあります。また、ラウンドソールやリーディングエッジの丸みは、芝の抵抗を減らしヘッドがスムーズに抜ける要素。
刃が浮くウェッジはヘッドが地面に深く入り過ぎないので、ボールがフェースの下側、つまり芯よりも下に当たりやすくなります。ギア効果でスピンがかかりやすくなるのです。
一方で、刃が浮かないウェッジは、基本的にバンス角が小さいモデルが多いです。刃をボールの下に滑り込ませるイメージが持てますが、ハンドファーストに打つと刃が刺さりやすく、打点のズレにはシビア。スキルのあるゴルファー向きのウェッジです。
刃が浮いていると一見、打ちにくそうに見えますが、実はミスに強くてスピンがかかる、使い勝手のいいウェッジなのです。試す機会があれば、いろいろなモデルを打ち比べると違いが感じられ、スキルアップにもつながると思います。
■解説・永井延宏
1969年生まれ。アメリカで最先端のティーチングノウハウを学び、ティーチングプロとして活躍中。スイング理論はもちろん、クラブに精通している
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